たくさん学びたいですね

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こんにちは。本日は祝日ですがまずは読書からスタートしました。
齋藤孝さんの「『文系力』こそ武器である」というものです。

齋藤さんのおっしゃる通り、文系というととかく「数学が
出来なかったから」「単に理系でないから」という曖昧な捉え方があり
文系であることの本来の強みを明確に意識している人は少ないかもしれません。

専門性・緻密さ・具体性が理系の武器だとすれば
総合性・曖昧さへの許容が文系の武器であるというご指摘です。

確かに「文系だと実用的でなく手に職付けられない」といった
批判的な見方もありますが、齋藤さんのおっしゃるよう大学の
学長クラス、大企業のトップ、医療行政においても政治においても
重要な意思決定は主として文系によってなされるというのも事実ですね。
そしてそういった意思決定は、理系のように1+1=2で判断出来るものでなく
時代の流れやリーダーとしての勘など、文系ならではのグレーゾーンの判断能力が
モノを言うと・・・どちらにも一長一短があるということですね。

こういった書を中高生にもっと読ませるべきだと思いますね。

・・・ともかく、英語教育の世界では、個人的には中途半端な状態が
続いていると思っています。理系ほどの確立された具体的かつ綿密なステップを
踏むわけでもなく(これは特に日本の民間の英会話スクールで顕著だと思います)、
また文系本来の持ち味である専門性に囚われない視野の広さを活かした
総合的な判断が出来ているかというと、そうではありません。

私自身は、前者の「具体的なステップ」というものを重視していて
LLD外語学院におけるカリキュラムというものも、一つずつ論理的な
裏付けを取りながら、「いつ・何を・どのように・どれだけ」学習すれば
話せるようになるのかということを、きちんと言語化出来るということを
意識しています。

(一例として、暗唱が大切ということをどうしても知ってもらいたければ
アメリカの外交官養成の際の語学力を図る基準として「暗記力」が
挙げられていること、日本の外交官が現地に赴任する前に、暗記を
ベースとした語学学習を行って多数成功例があること、など
出来るだけ客観的な事実を提示し、ご納得(いかないまでにしても
ご理解)をしてもらいます。)

その点において更なる改善は勿論、教師である私自身が一番必要性を
感じているところですから、そういったハード面での教育の質を
向上させる歩みを止める訳にはいきません。

また、当然ですが暗唱による学習効果は個人差が見られますので
その調整作業といいますか最適化作業にも、日々取り組んでいます。

ただ、やはりソフトな面、つまり受講生の方とのコミュニケーションで
あったり、英語教育だけに囚われない幅広い知見、いってみればソフトの
部分の研鑽も、非常に大切だと思っています。

平たく言うと、英語教育に没頭した方で、英語教育を変えることが
出来た方は、あまりおいでにならないのではと思っています。

とても先人の方々へのリスペクトを欠く発言かもしれませんが
私の意味するところは、あくまでも「民間の英語スクールで
絶対的な成果を上げ、社会一般に認知されるくらいの成功を
収めた方」という意味です。

学術的な分野をはじめとして、必ずしも英語教育全般の事を
指しているわけではありませんので、そこは断っておきます。

私は英語教育を変えようなんて大それたことはこれっぽっちも
思っておらず、必要とされる方に、必要とされる教育を提供するだけで
精一杯ですが、私自身の経験からも、何度もブログで書いていることですが
「話せるようになるためには、まずは教材や学び方以前の、非認知的能力が大切」
という認識がとても強く、そういったメンタルの部分を鍛えていくには
人間そのものを知ることが大切と思っています。また、私自身も
「個人的に教室を開いて英語を教えている人」という範疇に
収まらないような、尊敬される人間にならないといけないと
感じています。

その為の、時間との戦いではありますが、読書と人との出会いは
今年のテーマです。

LLD外語学院 学院長 前川

*DMM英会話さんのアドバイザーを務めております:

 「 道に咲く花 」を英語で言うには?

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