ただいま、自宅の模様替え、及び家具の買い替えの検討、及び実施中です。

お嫁入り道具として持ってきたいくつかの家具を処分する決意をしました。

当時は、一生使えるいいものを・・・そう思って質の良いものを選んで購入しましたから

捨てるとなるともったいないもったいない。

そんな気持ちが捨てきれなかったのですが、時代とともに、家具の流行も好みもすっかりかわり

(しかも、結構ダークなカラーの家具をチョイスしてたんです。重厚感って言うのかな^^;)

明るい色の家具が欲しくてたまらないのです。


で、じんわりと実行中なわけです。


今は、色々とデザイン、素材、はたまた自力組み立てであったり

値段もかなり格安なのに選択の幅が広いですからね。


本当は家のリフォームにもとりかかりたい勢いなのですが、

もう少し我慢して、レイアウトや多少の家具の変化で

日常生活に今までにない動きに変化がでて、とても新鮮に感じられます。


こうした変化って、とっても心地いいですね。

不倫をされた悲しみって、簡単にはぬぐえないけれど

私も含めた家族にとって心地いい事を積み重ねることで

その毒性が少しずつ少しずつ薄まっていくように思えます。


一時、家のこと、何にもしたくなくなっていた私なのに。


そのことを理解してくれる夫も、色々と協力的に楽しんで付き合ってくれています。



今はどこをいじくろうかと物色しながら、思いついたときの実行力は

昔の私を取り戻したかのようです!


今日は日本列島大荒れのお天気でしたね。


雪が降ったり、雨がふったり。


こちらでは、突然「氷あられ」が降りました。

とても珍しです。

バラバラと音を立てて降って来ましたよ。




気分が晴れるとしたくなるもの・・・・


それは、部屋の模様替え


頭の中で色々と構想を練ったり

突然、家具を移動させたりと


そういうこと考えていたら

ものすごくフットワーク軽くなれるんですよね~



三寒四温と言いますが、まさにそんな日々ですね。


梅が咲き終わり、道を歩くと沈丁花の香りがしたり、おかめ桜が咲いています。


去年はよく、夜になると夫と二人で小一時間散歩と言うか、ウォーキングと言うか

気分転換を図りにウロウロしていました。


もっと早く解決するべき問題が、夫の不倫事情により、後回しになり

何より解決する日をじっと耐えてきたのですが、そこに終止符が打たれ

今、思うこと。


発覚から一年かけて、私は、いかに夫のしたことが愚かで自分勝手で

自己満足なことをしてきたのか。

何度も話して来ました。


「ひどいことをした。」  といくら口で反省していても


どれ程酷いことをしたか、十分に知って欲しかった。




何度も説得し、夫はすでに理解してくれている。

後悔だけではなく、自責の念と自分を正そうと必死に生きている。

それを認めていないわけでもなく、感謝さえしている。


それなのに、目の前にいる夫はやはり、かつてそのような勝手な行動を取った男で

ある事実は消えない。


ここ数日、そんな感情が私を支配し、気持ちを暗くしていた。


そんな私に、夜も遅く、突然夫は言いました。


「そこまで桜を見に行かないか?去年綺麗だったから。今年も一緒に見たいな。」




私は、「うん。行こう。」とは言えませんでした。


なぜなら、今の私には、あなたの背中に

身勝手だった過去のあなたと、今生きなおそうとしている二人の

人間を見ている。


「うん、行きたいね。」と思う私と

「あなたとなんか行きたくないわ」と思う私

二人が同居している。


だから、うんとは言えない。言えないことが辛い。


そう告げました。


夫は、そうか・・・・と肩を下ろし

「もしかすると、私が辛いと思うかもしれないけれど

一緒に見に行きたかった。

そう思うことを、私に告げないといけないと思った。

結果的に、私が辛いから行けないと言うのは無理もない。」


以前は、自分のしたことの重さに耐えられず取り乱していた夫だけれど

今は、過去の自分に向き合ってくれている。



もう、あなたのしたことって、こんな事なんだからね!と

わかってもらう、いや偉そうに言うならば

わからせてやる。

つまり己を知って謝罪を求める行為

真の謝罪を求める行為・・・それは、とっても根気のいる作業でした。

私はもう、この作業を終えていいのではないのかと思いました。

何のために謝罪を求めるのか?

それは自分がゆるすため。


わたしはようやく、「ゆるす」作業へ入っていけるような気がしています。