ホテルライクに暮らすインテリア | ふしぎと夢が叶う人のインテリア―北欧と日本、ときどきパリ
ずーっと、子育てママゆきさんの事例をご紹介してきたので、今日は子育て自立期の女性の事例をご紹介!

お客さまは神戸にお住まいのNさん。

大学の先生をしている女性です。

お子さん三人は自立。ご主人は先立たれてしまいました。

これまで、家族のために自分のことはずっとあとまわし。

これからは

「自分のために生きていきたい」

これは、子育てをしてきた女性なら分かる願いではないでしょうか。

新たに住み替えられるとのことで、LDKのインテリアプロデュースのご依頼でした。


Nさんはとにかくアクティブ!

平日は朝早くから夜遅くまで働き、

土日のお休みも朝からジムにゴルフ、講習会などに出かけていく。


とても都会の暮らしを満喫している女性でした。

お料理も本当に上手で、おもてなし上手。

私も訪れるたびに、今話題のヘルシー食材や美味しいデイリーワインなどを教えてもらい、ごちそうになりました。

そんなNさんのインテリアコンセプト(お部屋の題名)は

Urban Relax
&Recharge


都会の生活を楽しみながらも

都会特有の日々の興奮・緊張を解きほぐし、

明日へのエネルギーを充電できる、

シンプルで上質なホテルライクなインテリア

お部屋全体のインテリアはこんな感じになりました!



ホテルライクなインテリアにするポイントは…

全体のカラーを
ホワイトグラデーションにすること。

白を中心に、白だけだと緊張してしまうので、アイボリーやグレーなども織り交ぜると柔らかい雰囲気になります。

あと、質感。



さりげないツヤや粒子がはいった光沢感のあるものを選ぶといいですよ。

模様は地模様の入った無地。

本当の無地だとのっぺりしてしまうので、光の加減でうっすら模様が透ける感じのものがよいです。

●リビング
ソファはアルフレックス『ソーナ』。
カバーリングを変えることができるので永く使えます。

リビングテーブルはNさんのお手持ちのものを活かしました。



窓周りはスイスのインテリアブランド『クリエイションバウマン』のシャープシェードスタイル。直線が強調されて、より部屋が広く見える効果が。

白の大理石の床のツヤ感と併せて、光沢のある質感に。

真っ白だと、緊張感を増す空間になるので、淡いグレーをチョイス。

とても日当たりのいいお部屋なので、レースにせず、ブラインドで日差しが調整できるようにしてあります。


●ダイニング
ダイニングテーブルとチェアはイタリアのハイブランド『モルテーニ』。

天板は木のグレー色、天板のサイドや脚部は、黒のメタリック。

細部までこだわるイタリアならではの美意識と手仕事が感じられる、本当にシンプルで美しいテーブルです。



自立したお子さんのご家族が集うときには、大きなテーブルになるよう伸長式になっており、機能性も抜群!

ダイニングチェアは脚までレザー仕様にすることで都会的な要素を強調。
色は淡いグレージュで柔らかい印象になるようにしました。



照明は、LED電球のペンダントライト、ライトコーン。

ダイニングのあかりは断然ペンダント。

こうすることで、テーブル面に集中して光が注ぎます。

そうすると、

食べ物がおいしく見える

食べ物と食事をする相手の顔だけが見える

「食事の時間」とういう「今」に集中するからリラックスできるんですね。


ダイニングテーブルの奥に見える、白い縦線があるところは、隠す収納です。

もう一台の冷蔵庫や炊飯器、お掃除ロボットなどの家電がおいてある収納棚は、壁と一体化させたバーチカルブラインド(縦型ブラインド)で隠してあります。

見せたくないものは壁と同化させて存在を消すのがポイント。

縦線があることで天井が高く見える効果、モダンな雰囲気もプラス。

スラット(羽)が動くので、通気を確保したり、ここからタイマーセットしたお掃除ロボットが登場しやすなるようにしてあるんですよ。


●くつろぐためだけのスペース
ここは、「読書するためだけの空間」。




窓のシェードはこちらも『クリエイションバウマン』。
一枚のアートに見えるようにデザインオーダー。

柔らかな色味・植物柄でより「リラックス」できるように。


どうですか?

子育て世代と子育て自立期とでは、インテリアが全然違うでしょう?
子育て世代のインテリア事例はこちら)


これらひとつひとつのインテリアは、すべてショールーム同行して、現物を確認してもらい、最終的にはNさんに選びとっていただきました。

Nさんのお部屋は非常に日当たりがよかったので、カーテンの布地サンプルの大きいものをブランドからお借りして、1週間、色の見え方や光の透過具合がNさんが本当に求めているものかも確認してもらいました。

実際、この確認で、「思ったよりこちらの色の方がいい」と変更になっています。

私はこういう確認を、とても大事にしています。

住んでみてから、「あ、違った!」ってなって欲しくないから。


Nさんのインテリアが出来上がった日は私の結婚記念日。。
そしたらね、私にお祝いのケーキをプレゼントしてくださったんですよ!

感動!!!(TT)

私もこういう心遣いのできる大人の女性になりたいなあ、とつくづく思います。


そんな素敵なNさんから

「心の底からリラックスできます!部屋に帰ってくるのがこんなに楽しみになるなんて!」

・・・というお言葉をいただけたことが、何より嬉しかったです。

がんばりがちな女性が、この部屋に戻ってくることで、心と身体の緊張を緩める。それが、明日のいい一日につながります。

現代人はとにかく忙しい。

緊張に気づかず、疲労をため込むことで、突然、過労で心や身体が悲鳴をあげる状態に陥る方も少なくありません。

Nさんがいつまでも健やかに、暮らしを楽しんでほしいなと願っています。