渡部淳平監督


小春

泉澤大悟

泉澤ヒカル

山田杏奈

ティチャー



小春は児童相談所で働いている

母親が幼い頃家を出て行き、父、祖父、妹の4人で暮らす

父は自営業を継ぎ自転車屋を経営

小春は妹千夏の大学進学のために必死に働いていた


小春は仕事でネグレクトを疑っている母親の元へ訪問し、少し感情的になり、母親の腕を強くにぎってしまう

それが後から問題になり、仕事がし辛くなる


自宅で夕飯を囲んでいる時、祖父が倒れてしまう

父の運転で祖父を病院まで連れて行こうとしたら事故を起こす

救急車で祖父を連れて行くが、救急無線で自転車屋で火災が起きていると聞く

小春の自宅だった


さらに彼氏の自宅へ行きと浮気現場に遭遇してしまう

何も言う気にはなれず、帰る小春


その帰り道、酔っ払った男が線路で寝転んでいた

小春は助けるか一瞬迷った

電車が通り過ぎて小春は助けていた


男は酔っ払い小春に穿いてしまう

小春は男を介抱しタクシーへ乗せる

男はお礼をすると名刺だけ渡してきた

男は泉澤大悟。大病院の医者で有名だった


お礼を兼ねて大悟と合う

そこで高級な洋服と靴をプレゼントされる


その後も回数を重ねて恋人関係になる

そして大悟の子供ヒカリに会う


ヒカリは目を打撲して目に湿布を貼っていた

ヒカリは眼帯を気にっていた


始めヒカリは人見知りをして話さない

そこで小春は目の湿布にキラキラの目を描いてあげる

それを見たヒカリは喜び、すごく懐いてきた


小春の自宅は、祖父が倒れて火事になり自転車屋は畳むことになった

そこへ大悟が手を差し伸べてくれて、父に葬儀屋の仕事を紹介した

さらに妹千夏の家庭教師をしてくれる


小春はヒカルの誕生日プレゼントに手作りの筆箱を作ってあげる

そして準備しているとき大悟にプロポーズされる


大悟の自宅で3人で誕生日会をする

そして喜んでいるヒカリを見て小春はプロポーズに応える


小春は医者の大悟に憧れだった点滴を打ってもらう


小春は結婚して

毎日お弁当を作り、家事をして専業主婦を楽しんでいた

ある日ヒカリはおねしょをしてしまった

ヒカリは「パパには秘密」にして欲しいといい小春と約束する


掃除をしていると一つの部屋にカギがかかっていた


ヒカリは学校で、仲良くしている男女を見て急に泣き出す

先生は皆んな心配をする

小春はヒカリの部屋を掃除する

テーブルには友達との写真があったが、女の子ひとり顔が切り取られていた

しかし小春は気が付かなかった


ヒカルは「ママ、ママ」と小春にご飯を食べさててもらう

大悟もヒカリの食べるアレルギーを心配しながらヒカリを愛していた

お風呂でヒカリは小春のおっぱいを触りたがった


別の日、部屋の掃除中、以前鍵のかかっていた部屋が空いているのを見る

気になって中に入るとたくさんの絵があった

そして未完成の小春とヒカリ、大悟の肖像画があった

そこに大悟が入ってきた

完成したら見せようと思っていた

宝物の部屋だと言う

さらに大悟は、小学校の時飼っていたウサギを剥製したと見せる


ヒカリが帰ってきて小春はプレゼントした筆箱がないのに気がつく

すると「ワタルくんに取られた」と言う


大悟に相談すると以前眼帯していたのも、ワタルくんのせいだと知る

大悟は「頭が悪い子なんだ」とワタルと親を貶す

いじめを心配した小春は、大悟と学校へ行くことにする


校長先生と担任に話をする

大悟は「力になってくれ」と頼む

その帰り、インフルエンザの予防接種で大悟が先生に呼ばれる

小春は先に車に戻ろうとすると、担任に「お弁当は注文しますか?」と言われる

小春は毎日ヒカリに渡していたので不思議に感じていると

ヒカリは「お弁当を作ってもらえない」と泣くと言われた


ワタル母とワタルが自宅にくる

母親は謝るが、ワタルは「やってない」と怒る


帰った後大悟は「ダメな母親だな」と貶す

ヒカリは「ワタルくんのことをヒカリが好きだ」と大悟に教える

それをヒカリは聞いていた

小春と内緒にする約束をしていた話だった


小春はヒカリの赤ちゃん返りに悩んでいた

大悟にも相談するが「今は聞いてあげよう」と話す


実家へ帰ると千夏が、大悟の家庭教師のお陰で志望校を上げた

小春は父親にヒカリの相談をして「理解してあげたい」と思う


ある日トイレが詰まり、業者を呼ぶと筆箱が出てきた

小春は筆箱を近くの水に捨てた


ヒカリは学校で、机に登り外を見ている女の子を見る

ワタルくんと仲良くしている女の子だった

教室には女の子と離れたところにもう1人いるだけだった

ヒカリは女の子の背後に近づいて行く


小春はヒカリを連れて女の子の葬儀へ行く

赤い靴を履きたがるヒカリを怒るが言うことを聞かずそのまま赤い靴を履いて行く


帰りにファミレスでゲームをして頼んだパフェを食べないヒカルに

小春は「お別れできた?これからは見守ってくれるよ」

ヒカリは「いっつも邪魔するの。だからゲームオーバーになっちゃったんだ」


小春はお弁当を作りながらおにぎりに10円玉とおもちゃをいれて握る

帰ってきたヒカリに「美味しかった?」と聞くと「美味しかった」と答えた

小春はイライラして自分の髪の毛をむしる


小春は大悟の趣味の部屋で、ファミリーと書いてある絵を見つける

それは大悟の前の奥さんが妊娠してヒカリが産まれその後の描かれていた

しかし最後のページは奥さんの顔が塗りつぶされた


そこへヒカリが入ってきてビックリした小春はウサギの剥製を壊してしまう

ヒカリは馬鹿にしたように「いけないんだ〜パパに怒られる」と騒ぎ立てる

カッとしてヒカリを殴ってしまう

小春は謝り、「お願いだから言わないで」といいヒカリは「わかった」


しかし夕飯の時、大悟は怒った

全てヒカリが話していた

そして「母親失格、出て行って」と言われてしまう


ヒカリは小春を外へ追いかけて「行かないで」と泣く

小春は自分が母親に捨てられたのを思い出し

なりたく無かった母親と同じになってしまったことに泣く

そして謝り離れる

ヒカリは家でも泣き止まない


小春は実家へくるが、3人で楽しくご飯を食べているのを見て入れなかった


小春は線路で寝転んだ

電車が通り過ぎると大悟が助けていた

そして「戻ろう」と言う


自宅で小春は半裸になりヒカリを抱き抱える

その姿を大悟は絵に描く


肖像画を自宅に飾っているとヒカリが泣いて帰ってきた

ヒカリは靴を履いていなかった


大悟と小春は学校の放送で

「娘の靴が盗難されました」とアナウンスして

教室へ行く

そこで「名乗り出れば怒らない」と伝える


校長は大悟達を別の部屋へ行き話を聞く

するとそこへワタルがきて「くるみちゃんを突き落としたのはヒカリちゃんだ」と叫ぶ

そして皆が集まってくる


小春は髪の毛をむしり「そんなことするはずないでしょ」と怒る

しかし、ヒカリの言葉を思い出す


車で帰る大悟と小春

小春はまた髪の毛をむしり苛立つ

大悟は皆んな馬鹿なんだと罵倒する


自宅へ帰りヒカリと話すと

ヒカリは「なんで信じないんだ。」と怒り大声で騒ぎ出す

大悟と小春はヒカリを必死に落ち着かせる


大悟は自分の書いた絵を燃やす

「ヒカリだけでいい」

小春は以前描いた絵を燃やそうとするのを止める

「まだこれからがある」


その後自宅には人殺しと書かれて風評被害にあっていた


そして大悟と小春は何もできないことに参っていた

ヒカリのために何ができると考えて

インフルエンザのチラシを見て小春が思いつく

大悟にそのことを伝えて2人は幸福の笑みを浮かべる


学校で予防接種をする大悟

傍に小春がいてサポートする


予防接種が終わった教室で

小春が先生になり、ヒカリが問題に答えて行く

大悟はその後ろで「流石だね。ヒカリ」


学校中の生徒は至る所で倒れて動かなかった


最後、ヒカリが小春の胸を吸っている肖像画