おはようございます。



現在、ボートレース界では「お盆レース」が開催。

ご観戦、ご投票ありがとうございます。



そのような中、ボートレースびわこでは、「GⅢオールレディース」が開催され、本日三日目を迎えます。



女子レースと言えば、遠藤エミ選手が優勝し「PGⅠレディースチャンピオン」が記憶に新しいと思います。



さて、ボートレースびわこですが、第1ターンマークの位置が対岸側に移動したこもあり、1コースの上位入着率が以前と比べ高くなりました。



しかし、今シリーズは予選二日間を終えて、1コースからの逃げが、初日4個、二日目4個と少ない。同時にまくり差しが決まっていない事が特徴であります。



では、昨日の第12レース海野ゆかり選手の3コースからのまくりを紹介したいと思います。



スタートライン、1マークには、対岸から追い風3メートル吹くコンディションでした。レーサーにとっては嫌な風向きです。私の経験上です。





スタートタイミングは、1コース渡邉優美選手が好スタート、3コース海野ゆかり選手はややタイミングが遅れた状態で1周1マークへ。





勝利した海野選手は、タイミングの遅れをスタート後に伸び返してまくりで攻める展開に持ち込めた。モーターの仕上がりも良さそうですね。



また、ハンドルを入れるスペースもあることから、ボート(赤)の向きも良いですよね。これは1マークの位置が移動していることも要因だと思います。





結果的に渡邉選手は、3コース海野選手にまくられた。

通常ではまくられるはずがないと思いますが、これは、スタート時タイミングが遅れていた海野選手の動きが見えなかったこと、そして対岸やや後方からの風による波、これからの状況が重なったと思います。



あと、これまでの決まり手に、まくりはあるものの、まくり差しが0個というのは珍しい。まくりは上記の展開か、内側コースのタイミングが合わなかった時に決まりやすくなります。



その中で、まくり差しが決まらないのは、まくりで攻めたレーサーが1マーク広くなったことなどから結果的に1マークが流れにくくなった。このような事も二日間まくり差し0の要因の1つと考えられます。



逆に、1マークの幅が狭いレースコースは、比較的まくり差しが決まりやすいとも言えると思います。出走表などに記載されている場合があります。これらもご参考にお時間合いましたらお楽しみください。



それでは また…     植木通彦