こんにちは。


昨日はABEMA 
BOAT RACE TOWNに出演しました。


井戸田さんといっしょにお届けしました。

たくさんのご視聴ありがとうございました!

番組内ではスタートについて
少しお伝えさせていただきました。

このスタート、それぞれのコースから大時計に合わせて、最高のタイミング、あるいはダッシュあるスタートで通過することを目指します。



スタートラインに対して助走距離が違う各コースから、直線トップスピード1秒間に約20メートル進む中、スタートライン手前から定時定点で確認しながらスタートします。

スタートのタイミングについては平均スタートタイミングとして出走表等に記載されています。



この大時計は、24レース場にあり、調子が良い時は見やすく、調子が悪いと見づらくなります。
自分のカウントと針の動きに差が生じます。
私の経験上感じたことです。



これは、レーサーが良くコメントされる『行き足』という部分が重要でして、スロットレバーを握った時からスタートラインに向かうまでのモーターの調子のことです。

この行き足が良くないとスロットレバーを握っているけど思ったより進んでいないということになり、タイミングが遅れる要因となります。

この部分を強化するために、モーター整備をはじめ、プロペラの回転調整など、安定したスタートが行えるよう繰り返し調整されています。

この調整ができると、どのコースからもスタートしやすくなります。


また、スタートは天候に左右されます。スタートラインに対して正面から吹く向い風、後ろから吹く追い風とあります。

私は基本的には向い風がレースしやすかった記憶があり、特に1コースでは向い風3メール前後が安心感がありました。

逆に追い風3メールでは、スタートがより慎重になりますし、センターコースの動きに対して少しでも早くにハンドルが入ると1周1マーク流れてしまうという印象を持っていました。

以上、スタートについてでした。

本日もお時間合いましたら
ボートレースでお楽しみください!

それでは また…     植木通彦