定期テストや塾模試返却の時期に入っています。教室側にとっては毎時期の恒例行事になっていますが、生徒にとっては1回1回のテストが非常に大事な意味をもちます。時間をかけて準備してきたものがたった1日2日で点数として返ってきてしまい、楽しみでもあり、その反面成果が出ずに落ち込んでしまう可能性もあるイベントです。

 

大体話題に出るのが得意教科と不得意教科の点数ではないでしょうか?

 

「得意教科は90点!」

「不得意教科は50点...」

等温度差が激しい報告を聞くこともよくあります。

 

ここで知っておいていただきたいのが(高校受験に限った話ですが)、入試は5教科だということです。

 

数学で90点を取れればいいのか?

いつも50点台の苦手教科が60点台になればいいのか?

 

どれも間違いではありませんが、重要なのは5科目の合計点、つまり5科目それぞれのバランスです

 

志望校の合格ラインの把握⇒5科目合計点の現状の不足分把握⇒5科目それぞれであと何点加えられるか   

という逆算で考えるのがベストです。

 

得意教科を可能な限り伸ばしても現状が90点であれば頑張ってもあと10点しか上がりませんし、正直次も90点をとれる保証がありません。不得意教科もそんな簡単に点数が上がるのであればその時点で上がっていてもおかしくないですしむしろ時間はかかると思います。

 

それらを踏まえた上での改善策は、平均的にバランスよく点をとることです。

得意教科にばかり点数を偏らせることなくまんべんなく散らすことが重要です。

※あくまでこれは入試の点の取り方についての考え方なので、得意教科をそれ以上伸ばさない様にということではありません。

 

1教科だけの絶対的な柱しかなければその柱が崩れた瞬間に大幅な点数ダウンにつながります。そこを想定して他の教科でも点数の保険を作っておくと最終的な5科目のバランスは保たれます。

 

得意教科の存在感を示すのが入試ではなく、5科目の合計点で勝負するのが入試です。そこの考え方の切り替えが合否を決めるカギとなります。

 

残り期間その点を意識し勉強に取り組んでいきましょう!

 

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