相続と死後離縁のお話 | 金沢市の司法書士が繋ぐ路アメブロ

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テーマ:

11月15日 金曜日 晴れ


本日は、自己破産の打ち合わせからのスタート。


その後、依頼者さんに書類の配達がてら、ちょこ

っと外回り。



さて、今、とある相続登記を申請中。


先週末、法務局の調査官から補正(訂正)の

電話。


法務局で話を聞く。


「父親が亡くなった後、養子が母親と離縁してい

るが、なんで養子の戸籍に養父の文字がないの

でしょうか?」


「えっ」

どきっとしながら、父親の戸籍を見直す。


確かに見にくい記載なのですが、この養子さん、

父親が亡くなった後に、裁判所の許可を得て、

父親とも離縁しているんです。


これを死後離縁っていいます。


父親の方の戸籍にカッコ書きで記載されてます。


しばらく奥の方で調査官が3人ほどで、その戸籍

を見ながら、何か話している。


担当者が戻ってきて、

「先生、この養子さんたち、相続人ではありませ

んよ。補正の必要があります」


遺産分割協議というのは、相続人でない人が参加

してはいけませんから、根本的なミスということ

なる。


その話し合っていた光景やら、よどみない説明を

聴いて、そうだったかな?と思い、かなり落ち込

み、事務所に戻る。


私は、必要のない人に、遺産分割協議証明書を

送り、実印を押させ、印鑑証明まで用意させて

しまったのか?


今週に入り、補正に行こうかなと思いましたが、

どうも自分の知識と整合しないことが気持悪く、

調べなおすと。


どうしても、死後離縁しても養子ではなくなるが

相続人としての地位は失わないという結論しか

出てこない。


そこで、資料を用意して、調査官に説明すると、

なんですねという結論で終了。



まとめ


死後離縁は相続には影響しない。


登記には相続人の現在戸籍をつけていくんです

が、離縁した時期が古いと、現在の戸籍には、

養子縁組したこと、死後離縁したことすら載って

いない、ちょっと気持ち悪いものをつけることに

なる。



ちなみに、人はミスするものと思っているので、

私、人のミスにはかなり寛容です(笑)。



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路(みち)法務司法書士事務所
司法書士 金氏克弥(かなうじかつや)

金沢市北安江3丁目13番16号土本ビル

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