ソチ冬季五輪 "アルペンスキー競技" の不思議・・・ | michi の ひとりごと

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ソチ冬季五輪中継でアルペンスキー競技を観ていて「回転・大回転・スーパー大回転・滑降」の違いが何か(恥かしながら)イマイチ分かっていなかったので調べてみましたが、各競技の特徴ついては

ソチ冬季五輪女子スーパー大回転

①回転
もっとも "集中力" を必要とする競技である。集中力とは、知識と経験、そして明晰な記憶力とが一体となって生まれるものである。
②大回転
緩斜面では風圧を避けるクローチング・フォーム(空気抵抗を減らすための低い姿勢)をとり、中斜面では体の上下動を大きく使い、急斜面では体の上下動を少なくして脚部運動を使って滑る。
③スーパー大回転
ハイスピードでのターンコントロールが要求されるので、筋持久力の必要な競技である。
④滑降
歴代の滑降チャンピオンを見てみると、コースで最大のスピードの出る所で、人一倍クローチング・フォームを確保して滑り抜くテクニックと勇気のある者が勝者となっている。

ということらしく、旗門(コースを規定するフラッグ、外側を通る必要がある)数・コースの標高は基本的に、回転⇒大回転⇒スーパー大回転⇒滑降の順に、旗門は少なく標高は高くなり、ターン技術よりもスピードが要求されるのだそうです。またアルペンスキー競技について説明された動画も見つけ競技の違いは理解出来たのですが


実は納得出来ないことがひとつあって・・・選手がスタートする際に合図となる電子音が1秒単位で5回鳴りますが、どの選手も鳴り終わる前にスタートし、スタートした後も電子音が鳴っていたりします。一般的にタイムレースの場合 "用意ドン!" あるいは "Lady Go!" というように "ドン!" "Go!" のタイミングでスタートするように思いますし、"こっれてフライングにならないのか?" と思ってしまいます。ですが当たり前のように競技は続き、解説者からも特に説明はありません。 "何か変!" ですよね。

ただ・・・これについては "SEIKO" の計時システムのページに説明があって「スタートタイムの10秒前に1回、5秒前から0秒まで1秒ごとに電子音を発し、さらに5秒後に1度だけ音を発します。選手はスタートタイムの前後5秒以内にスタートすればよく、スタート地点に設置されたスタートゲートに取り付けられたバーを選手が蹴り出した瞬間が、レースのスタートとなります。」

つまり10秒間という中で、自分の "ここだ!" というタイミングでスタート出来るということであり、一般的なタイムレースにあるような "フライングで失格" なんてことはほとんどない訳です。これって冬季五輪だけでなくタイムレース出場選手の立場からみたらフライングだけでなく出遅れることもないですし "優遇されているよなぁ" と思ってしまいます。タイムレースではないスキージャンプ競技の "風を待つ時間" というのは理解できますが "これはなぜ?" と納得出来ないでいる訳です。(ソチ冬季五輪終っちゃいましたけどね)


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