純白ではなく
ゴールドの刺繍が施された
クラシカルなドレスに
包まれて



聞き覚えがある



おだやーかな
低めのトーンで
レコードの
少しとんだ感覚がまじる


あーこの曲
なんだっけ



思いながら



波に
空の光が
届くか届かないかの
やわらかい
トーンの
波に呑み込まれて



目が覚めましたん得意げ得意げ得意げ



ふしぎーな夢でしたん得意げ得意げ得意げ



見たことないのに
あーこの景色
見たことあるなぁー
いう



ふしぎーな夢でしたん得意げ得意げ得意げ



寝ぼけざまに



マネヨーズがなぜか頭に浮かんで



マネヨーズ
なつかしいなぁー得意げ得意げ得意げ



マヨネーズと
なーぜか
言えなくて



マヨネーズ
いおうとしても
つい
マネヨーズ

なってしまった
あの頃が



ふと
頭にリピートした



朝なーのでしたん得意げ得意げ得意げ










公園いった日になぁー



二匹のノラネコを
見ましたん



一匹は



家の近くの
バラが咲き誇る
お家の緑の木陰で



道路に
はみ出して
ゴローンと



ねっころがってる
ノラネコで



おばあーちゃんも
微笑んでいて



あー
こういう町に
住んで
ラッキーやね

のほほんしつつ





もう
一匹のノラネコは



家からちょっと
行った
公園の近くで
あいましたん





一瞬
ネコとは
思えんくらい



片目と頭の形が変形していて





背筋が凍る
いうんは



ああいう
一瞬なんでしょう



うずくまり
消えてしまいそうな
命を
全身から
発していて





私は
動けなくなった





そのノラネコの
そばには


誰か気にかけてくれる人が
用意した
ビニールの上に
フンがつまれ





ハエが
たかっていて



ノラネコは
しずかーに



固いアスファルトに
うずくまっていましたん





このネコの
変形した
顔半分の原因が



どうか
人間の悪意では
ないようにと



願わずにはいられなかった



私は
同じ猫なのに



うずくまる
異様な空気と
死の気配に
ノラネコをなでてあげることも
できずに



近くの
動物病院を検索して
匿名で電話をいれるだけで
精一杯やったです



あの
ノラネコにとって
ただ
すれ違う
足音の一つ
空気にしか
過ぎなかったであろう
あの一瞬




バラの匂いに包まれる
ノラネコが
いるのに




どうか
せめて
あの
変形した
おぞましい
片顔が



人間の悪意が原因ではないように







願わずには
いられなかったのです




どうして
世界は
平等ではないんやろう



どうして
世界は
お幸せだけではないんやろう



どうして?




思わずには
いられんかった午後に




せめて
私の周りには
理不尽や
痛さや
苦しみは与えんと
思わずには
いられんかった




そんな
昼下がりなのでしたん









風邪には
ベポラップ得意げ得意げ得意げ



けど
ないから
湿布得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ



ヒューンヒューン
言うとります得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ



冷やし中華には
網印



けど
作る気力なく



駅前で
百円のチキンナゲット
マスタード味を
買って家についたら



得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ



なぜか
チーズバーガーが
一緒に
入っていましたん得意げ得意げ得意げ




ありがたやぁー得意げ得意げ得意げ



昨日ゆでておいた
asparagus
食べつつ




ヒューンヒューン
いいながら



お熱バビューンな
あいかわらーずな





平日な夜なのでしたん得意げ得意げ得意げ得意げ得意げ






広い視界





豊かな空気





明けて沈む
1日を





おだやーかに
感じたいなう得意げ得意げ得意げ





ヒューンヒューンなう得意げ得意げ得意げ