アシェット赤城の組み立てのブログでございます。前回、電源供給用の端子が外れたため、甲板や内部のギミックを外しています。結構バラした状態です。

↓高角砲のギアボックスも外しました。

転んでもただでは起きない!

高角砲のギアボックス。

実は動作不良に近い状態でした。異音がしてギアが飛びます。組み立てるだけではきちんと動きません。原因は中に仕込まれているクッションにあります。ギアの精度もイマイチなのですが、クッションの改善でギアからの異音はなくなります。


↓◯で示した場所にあるシリコンブロックが096-06ギアを押すことで、096-03(真ん中の丸いギア)との噛み合わせが外れないように設計されています。このブロックの反発力が強すぎて、096-06のギアの動きが抑制されすぎているため、歯飛びが起こっています。また、モーターの固定具の締め付けが弱いと、これもギア飛びの原因になります。
せっかく取り出したのですから、ギア飛びを修正することにしました。このために外したと思えば、辛くなくなります(笑)

ギア飛びの修正のため、シリコンブロックの厚みを減らし、圧を調整しました。また、モーターの固定具を締め直しておきました。その結果、滑らかに動くようになりました。
動画でご紹介しておきます。まだ少し音が鳴りますが、ギア飛びはなくなりました。ギアボックスを外したかいがありました。

↓右舷側ギアボックスの動作状況。
↓左舷側ギアボックスの動作状況。


ご覧のようにギア飛びをなくすことができました。

もう少し音が小さくならないかトライしてみます。