先週の日曜日、まだ電車が混んでない夕方の時間帯に電車に乗りました。
その時、すでに網棚には、新聞紙に包まれた”切り花”が。
持ち主は、2人の着物を着たご婦人達のようです。
席が埋まっていたらしく、網棚にお花を置いて、ご婦人達は立っていました。
しだいに電車も混んできて、いつのまにか満員電車になっていました。
すると、『あっ!!』という声とともに、かすかに水が滴る音が聞こえました。
その花の下には、スーツ姿の60代(らしき)の男性が。
なんかポタポタ滴り落ちている。。。

そりゃ、切り花なんだから、しばらくすると水もおちるわな。
ご婦人たちは、そりゃもう慌てて、オロオロ・ワラワラ
・
状態に!前の男性に向かって、すみません
の嵐周りの乗客もどうしてよいのか、ソワソワと

その時、60代(らしき)男性は・・・。
怒るどころか、『お花がシクシク泣いていますね』
と、優しく語ったんだって。
その時、車内はなんとも言えない心地いい空気が蔓延したんだと。。。
と、ぼくの知人が嬉しそうに見た事をリアルに語ってくれました。
素直にカッコイイです。
非常にココロが温まったお話でした。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。