川端康成別荘、解体の危機 | その先の軽井沢へ

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ノーベル文学賞作家・川端康成氏が軽井沢に所有していた別荘が取り壊しの危機にあると、数日前の新聞記事で知りました。

 

 

↓『信毎web』より ※一部のみご覧いただけます。全文を読むには会員登録が必要です

 

記事によると、7月の下旬に仲介する不動産会社が近隣の別荘住民に対して、「9月1日から解体工事に着工する」と説明に訪れたとのこと。

町や関係者などにも事前の情報はなく突然の話だったようで、その数日後には町内の文化遺産保存などに取り組む6団体が、「保存を求める請願書」を町議会に連名で提出するなど、慌ただしい動きになっています。

 

 

川端康成の別荘があるのは、万平ホテル裏手、明治・大正期には西洋人の別荘が多く建てられた場所。

外国人宣教師たちが「幸福の谷(ハッピーバレー)」と呼んだ静かな緑深い森に、「山荘」と呼ぶのがふさわしい杉皮張りの素朴な建物を見ることが出来ます。

 

 

今では珍しい浅間石の石畳

 

別荘番号と「川端」の文字が残されていました(2020年3月撮影)

 

昭和16年、英国人宣教師から譲り受けた山荘

斜面の上に位置するこの山荘からは、離山から浅間山が眺められたそうです

 

 

 

『デッサンで巡る歴史別荘散歩・軽井沢の古い山荘』(画・文=小谷 明、発行=軽井沢新聞社)は、『軽井沢ヴィネット』で2010年~2019年に連載された軽井沢の歴史的別荘をデッサンで記録した素晴らしい画文集。

 

 

ここに川端康成の別荘も登場します。

 

 

 

小谷氏によるあとがきによると、「1960年代から古い山荘が壊されてゆくのを残念に思い、夏季滞在の折に描いてきたもので、今日その多くが消滅しておりますが…」とあり、こうした貴重な建物がもう60年も前から姿を消してきているようです。

川端康成の別荘も、絵の中に残るだけとなってしまうのでしょうか?

 

 

現在別荘を所有している不動産会社は保存を求める団体の問い合わせに対し、「正式に移築の申し入れがあった場合には検討、対応したい」と回答しているようです。

 

 

どうしていきなり解体の話になってしまったのか詳細は分かりませんが、今は古い建物をを再生する技術も進んでいます。

建物はその場所と一体となって歴史や文化が刻まれるように思うので、何とか現在の場所で上手く残していかれないものかと願うのですが、どなたか軽井沢の自然・文化・歴史を愛する心の広い資産家の方は現れないものでしょうか?

 

 

※その後の展開については↓こちらの記事でご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

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