2024 J1第8節 C大阪vs川崎 勢いの差 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。前節、町田に敗れて、悔しい中で迎えたC大阪戦。元々C大阪は、苦手なのだが、それでもこれ以上負けるわけにはいかない状況で対戦を迎え、その上で、結局の敗戦。全くいいとろこがなかったわけではないが、競っているところで敗れ、1-0での連敗。苦境から抜け出せません。

 

4/13(土)15:00 J1第8節 C大阪 1 – 0 川崎 ヨドコウ桜スタジアム

得点:70’L・セアラ(C大阪)

 

 

セレッソ大阪 4-3-3

―27カピシャーバ―9L・セアラ―77L・フェルナンデス―
――――25奥埜―――48柴山―――――
―――――――10田中――――――――
― 6登里―29舩木――24鳥海― 2毎熊―
―――――――21キム・ジンヒョン ―――――
71分 48柴山OUT → 55V・ブエノIN
71分 27カピシャーバOUT → 34山田IN
80分 25奥埜OUT → 7上門IN
88分 77L・フェルナンデスOUT → 28J・ハブナーIN
 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

――――――― 9エリソン―――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――41家長―
―――――77山本――16瀬古――――
― 8橘田―5佐々木―3大南―30瀬川―
――――――― 1成龍―――――――
58分 23マルシーニョOUT → 17遠野ĪN
73分 77山本OUT → 6ゼヒカルドĪN
73分 9エリソンOUT → 20山田IN
73分 41家長OUT → 11小林ĪN
79分 14脇坂OUT → 28P・ヴェロンIN

川崎は、ここまで2勝しか勝ててなく、前節も町田に1-0とは言え、完敗。好不調で言えば、間違いなく不調の真っ只中。

さらに、ジェジエウが前節怪我、そして幸大は、U23代表召集で不在。また、丸さんも颯太も紳太郎先生も怪我中。守備陣は、野戦病院状態でそもそもどうやって守備陣を起用するかも心配されていました。

鬼さんの選択は、左から健人、旭、拓磨、セガちゃんの4人で構成する急造守備陣でした。SBに至っては2人とも本職ではありません。

一方のC大阪は、移籍したノボリも活躍し、ここまで7戦負け無し。羨ましいくらいの開幕ダッシュに成功しています。当然、勢いがある相手。

元々、C大阪とは、近年相性がよくなく、17年のルヴァン決勝で負けた以降、完全にクラブとして苦手意識が植え付けられてしまっている印象です。昨季もこのアウェイのスタジアムでは3-0の完敗でした。

チーム状況からすれば、勝たなければならない状況なのに、勢い的には真逆の状況での対戦でした。

試合は、序盤から、そのC大阪の勢いをもろに受けてしまい、川崎のゴールにシュートの雨が降り注ぎます。柴山だったり、L・セアラのシュートは、決定的なものであったと思います。

ただ、最後の門番たるソンリョン神がビッグセーブを見せることで苦しい時間帯を耐えきってくれました。

すると徐々にですが、川崎もボールを持てる時間が作れるようになり、ボックス近くまでは持ち込めるようになります。

が、それでも中は固められ、決定的というところまで行かせてもらえない状況でした。


それでも、拓磨がバイタルエリアから放ったシュートが威力はあり、枠には行っていました。ただ、GKキム・ジンヒョンの正面だったこともあり、弾き出されてしまいました。

前半は、C大阪が優位な展開ではありましたが、それでも耐えて、0-0で折り返し、川崎としては、後半からの巻き返しを狙う展開でした。

後半に入ってから、序盤のうちは、川崎の時間帯もありましたが、徐々にボールを奪ってはカウンターが発動し合うオープンな展開に移行します。

途中、マルちゃんがカードをもらったこともあり、大弥と交代。また、旭が肩付近を押さえて倒れ込み、ピッチ外に出る場面もあり、また怪我かと思われましたが、なんとか旭は、ピッチに戻りプレーし続けるアクシデントもありました。旭は、無理をして出続けたのではないか、少し心配な状況ではあります。

この間、川崎の攻撃は、アキさんか、エリソンをターゲットにしたロングボール主体の攻撃となっており、なかなか中盤からの組み立てで決定機が作れていなかったように思います。

そんな中、ここまで、急造のDF陣でありながら、無失点でしのいできたのですが、ついに決壊してしまいました。

70分、L・ファルナンデスが左サイドにドリブルで持ち込むと左サイドのカピシャーバにパス。カピシャーバがワンタッチで左サイドから中央へクロスを入れるとそこにピンポイントで合わせたのは、L・セアラ。ついに均衡が破れてしまいます。

その後、川崎も3枚替えを行い、ゼ、シン、悠を入れ、さらには泰斗を下げ、パトリッキ・ヴェロンを入れ、攻撃の圧力を増します。ここからは、川崎が猛攻をしかけ、C大阪を押し込む時間帯が長く続きます。

が、前節の町田戦でもそうでしたが、C大阪から感じたのは、上手く時間を使いながら、川崎の攻撃にほころびが出れば、攻め、それまでは川崎にボールを持たれることもいとわず、それでも中央は割らせないよ、というスタンスでした。

悠がお膳立てし、パトリッキ・ヴェロンが放ったシュートや、ゼのバイタルからのシュートもありました。

 

遠目からのシュートが多かったですが、そのうち、一本でも、それこそ事故的にでもこぼれ球でもなんでも、ゴールに入っていれば、展開はまた変わっていたかもしれません。しかし、結局、C大阪の狙いどおり、に守り切られてしまいます。

結果、敗戦。予定通りの展開で予定通り負けたようで、悔しいです。

 

移籍したノボリとの初対戦でしたが、その眼前で、せめて川崎は手強いなと思わせる試合であったほしかったと思います。

ノボリの目にどう映ったかはわかりませんが、少なくとも移籍しても川崎が安心できる状況だったとは思われていないと思います。

もちろん、プロなので、ノボリももうC大阪の勝利しか考えていないとは思いますが、15年いたクラブに全く愛着がないとは思えないので、やっぱり心配される状況は作りたくなかった。

この試合、勢いの差が試合の入りから出たと書きましたが、そもそも勢いの差とは何かといえば、自信の差かなと。

この自信の差がどこからくるかと言えば、成功体験からでしょう。これまでに、こうやって、パスが通った、ゴールが決まった、試合に勝った、と近い時期に体験していれば、多少無理なプレーでも強気で行けるでしょう。

逆に、川崎は、自信の無さから、やるべきことであっても疑心暗鬼の中でプレーしており、その疑い、迷いがプレーの判断スピードを遅らせたり、強気で通せる一本のパスもしり込みするプレーを選択するようになっているのではないか。

この試合、失点はしましが、急造のDF陣でよく耐えたと思います。一方で、中盤でパス回しのところから迷いがあるから時間がかかる、そもそも居るべき場所に居られない、ボールを受けられるポジショニングに行くことにも自信がない、ということがあるように感じます。

ロングボールが多くなるのも、指示もあるのでしょうが、今の状況ならパスがズレてカウンターをくらいやすいからでしょう。

僕は、サッカー戦術的には素人なんで、戦術、戦略的に、どうすべきだったかなんて上手く書けませんが、少なくとも選手らが自信を持って強気のプレーができていないように思います。

そのあたりは、再三、鬼さんもコメントしていますので、チームもわかっているところでしょう。これを治す特効薬は、勝利という成功体験しかないと思います。

ダメだ、ダメだと個々人を批判してもその効果がどれほどあるのでしょうか。

僅差でも勝つことを繰り返し、自信を取り戻してもらうだけで、ずいぶんとこれからの結果は違ってくると思います。

今のチーム状況は僕もマズイと思います。心配もしてます。

ただ、僕は、それをどうすればいいのか、プロの監督、コーチ、選手らを上回って何かを言える能力もないです。なので、次の試合、少しでも自信を取り戻し、強い気のプレーができるよう、声援を送り続けるだけです。

厳しい意見を持っているサポからしたら、僕みたいな考えは、甘くて、ぬるくて、クラブを弱体化させる害悪みたいな存在に映っているのかもしれません。

それでも、次の試合、少なくとも試合が終わるまで、精一杯、声援を送りましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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