2019 J1 第30節 川崎vs広島 レビュー オドロキ、マギーニョ劇場 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。

ルヴァン杯が劇的すぎて、その一週間後のホーム等々力でしたが、アキ、慎太郎、彰悟まで欠く中、残されたメンバーで目の前の試合に勝っていくというミッションをなんとか果たし、バンディエラまで失う事態となりましたが、なんとか、可能性だけはつなぐことができました。

 

11/2(土)15:00 J1 第30節 川崎 2 - 1 広島 等々力陸上競技場

得点:21’田中(川崎)、82’L  ペレイラ(広島)、84’マギーニョ(川崎)

 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

--------------11小林---------------

--8阿部-------14中村-----28脇坂----

---------10大島---25田中-----------

--2登里--34山村--3奈良--26マギーニョ--

--------------21新井---------------

59分 10大島OUT → 22下田IN

66分 14中村OUT → 19齋藤IN

90+3分 11小林OUT → 20知念ĪN

 

サンフレッチェ広島 3-4-2-1

-------------20D・ヴィエイラ---------------

---------14森島-----40川辺------------

--18柏--------------------3Eサロモンソン--

---------15稲垣-----6青山-----------

----19佐々木---23荒木----2野上------

---------------38大迫-----------------

46分 3E サロモンソンOUT → 39L ペレイラIN

70分 15稲垣OUT → 30柴崎IN

 

試合が始まるまで

この試合が始まる時点で、首位の鹿島は、浦和を破り、勝ち点差は11にまで開いており、負けるどころか、分けることも許されない状況でした。
 
また、対戦相手の広島は、浦和のACL決勝進出を受けて、1試合、前倒して29日火曜日に試合をこなしており、中3日での試合であり、疲労度の点では、わずかながら有利な状況と言えました。
 
もちろん、川崎も、ルヴァン杯を120分戦い、PK戦までもつれ込んでの勝利だったので、1週間開いたとはいえ、肉体的な疲労度は残りつつも、精神的充足感が出ている妙な状態で、なかなかモチベーションを上げるには難しい試合だったと思います。
 
 
それに、アキ、慎太郎を累積で欠く上、彰悟までもがルヴァン杯決勝で退場したため、この試合、主力を3人も欠いて臨むことになりました。一方で、奈良ちゃんが久々のスタメンでの復帰し、学、ジェジエウもベンチに帰ってくるという嬉しいニュースもありました。
 
さて、そんな状況下にありながらも川崎フロンターレというクラブは、勝負どころがどうとか、そういう緊張した状況を全く忘れさせてくれるクラブで、この日は、「KAWAハロー!ウィンPARTY」が開催されていました。
 
 
11月にはなってしまいましたが、毎年恒例のハロウィン企画で、今年は“オドロキ”陸上競技場と銘打って、いつもの和やかさはありつつもびっくりさせる企画が目白押しでした。
 
この日の企画の目玉は、ゲスト参加してくれたMr.マリックさんによる超魔術。マリックさんは、FC岐阜のサポーターとして有名ですが(このことは、僕は知りませんでした)、川崎の企画趣旨に賛同して協力してくれたとのこと。Mr.マリックさんありがとうございます。
 
Mr.マリックさんは、始球式を務めてくれたのですが、ハンドパワーでゴール決めるという離れ業をやってくれました。ボールの前に座り込むとMr.マリックさんがハンドパワーをボールを送り込み、ボールが勝手にゴールに転がっていき、ゴールラインを割ります。
しかし、そこでシンプルに終わらせないのが、川崎フロンターレの企画力。手を使ったのではないかという疑惑に対して、ルヴァン杯でおなじみのVARが介入し、映像で確認した上で、ハンドではないというお墨付きまで与えるという壮大な茶番をやってのけてくれました(ボールが勝手に転がっていったのなら、やり直しでは?という突っ込みは無しでお願いします)。
 
慣れている川崎側はともかく、これは、広島側の戦意を喪失させる作戦かと思わせるほどのバカバカしさであったと思います(褒めています)。
 
試合展開
さて、試合ですが、試合開始の序盤のうちは、川崎がチャンスを作ることが多かったです。開始早々には、悠が遠目からでしたが、ミドルを放ちましたし、決定的だったのは、15分にスルーパスを受けた泰斗が抜け出し、最後に並走した悠にパスを出し、悠が落ち着いてループを決めたのですが、泰斗から悠へのパスがオフサイド判定されノーゴールに。
 
現地で見た時は、ラインがわからなかったし、副審が旗を上げていたので、仕方ないのかなと思いましたが、後に映像で確認したら誤審だったのでは?と思えるほどの状況であったと知りました。今は、ジャッジリプレイのような番組もあるのできっと拾われるでしょうが、判定は覆りませんから、仕方ないです。
 
ここで、早々に先制できていれば、もっと楽になっていたのには、違いないのですが、それでも、その5分後の20分、阿部ちゃんから戻され、こぼれたボールを憲剛が拾い、碧に渡すと、碧がエリア外から思い切ってシュートを選択。ボールは、無回転でゴール左隅のポストに当たりつつも、そのままネットを揺らす、スーパーゴールが決まり、先制に成功します(1-0)。
 
先制できたというところで、受けに回ったたわけではないのでしょうが、ハイプレスをしかける広島にボールを持たれる時間が徐々に長くなっていきます。川崎は、それに対するカウンターで応酬するという展開になります。
 
前半は、1点のリードを守りきることに成功しますが、後半開始から、E・サロモンソンに代えて、L・ペレイラを投入されると、前線からの圧力が、前半のとき以上にかけられるようになり、一方的に広島が試合を支配する展開になります。
 
後半開始早々には、章太のクリアが稲垣へのプレゼントパスになり、GK不在のゴールに向けてロングシュートを放たれますが、ポストに救われる場面があったり、52分には、ペレイラと章太の1対1の場面を作られたりします。
 
また、途中、僚太が違和感を覚えたのか、中2日の浦和への温存なのか、途中交代した上、66分には、憲剛が学ぶと負傷交代し、広島の時間帯を打開することができません。なお、憲剛は、のちに前十字じん帯の損傷とわかり、今季のプレーすることができなくなったと判明する重症でした。
 
 
その後も広島の波状攻撃を為す術なく受け続ける状態となります。これほどボールを持てない川崎もなかなか見られるものではありませんが、CBに入ったヤマや奈良ちゃんらを中心に粘り強く跳ね返し続けます。
 
しかし、82分、耐え続けてきた防波堤がついに決壊します。相手GK大迫のロングフィードの処理を誤ったマギーニョのクリアが、Lペレイラへのプレゼントパスとなり、奈良ちゃんも必死に追うのですが、間に合わず、章太も止められず、ついに同点を許してしまいます(1-1)。
 
このまま、一気に広島に流れてしまってもおかしくなかったのですが、川崎はここで攻撃のギアが入った感じで、北斗の縦パスから始まり、阿部ちゃんのクロスに学がシュートを放つと、相手GKが弾きますが、そこに走り込んだのは、先ほどの失点に絡んでしまったマギーニョ。見事、勝ち越しゴールを叩きこみます(2-1)。
 
最後まで、広島の猛攻を受け続けますが、このリードを守り切り、川崎は、貴重な勝ち点3をもぎ取り、可能性の火を消さずに試合を終えることができました。

雑感
この日は、良くも悪くも、マギーニョの試合だったと思います。マギーニョがミスなく終えていれば、1-0での勝利で終わり、碧のゴラッソがより際立った試合だったでしょう。しかし、自らのミスを自らのゴールで帳消しにし、等々力劇場を自作自演で行ってしまったマギーニョが強く印象に残る試合になりました。企画名のオドロキ陸上競技場ならぬ、展開が見えないオドロキ、マギーニョ劇場だったと思います。
今季、右SBを担ってきたのは、ノボリであったり、馬渡カズであったり、守田ヒデでしたが、ノボリは、慎太郎の欠場で左SBに回り、残り2人はケガでしたから、右SBのカードは、実質、マギーニョ一択の状態でした。
 
確かにルヴァン決勝では、延長戦に入り疲弊した選手ら尻目に、そのスピードで存在感を発揮していたため、今回起用されたという側面もあったと思います。
 
起用され、不安視されていた守備面、買われたスピードある攻撃、どちらもが出た試合となりました。批判も評価もあり、これをどう考えるかは、鬼さんに任せますが、僕は、そういうのを全部込みにして、ある意味川崎らしいと思ってしまいます。
 
また、阿部ちゃんと約束していたのかな?ゴールを決めたあと、マギー審司さんの耳がでっかくなっちゃったのネタでゴールパフォを披露し、サポを盛り上げてくれました。
 
マギーニョは、右SBとして期待されながらも馬渡カズはともかく、本職でない選手にポジションを奪われ、悔しい思いもしてきました。そんな中での先発起用で、思う所があったと思います。痛恨のミスもありましたが、自らその帳尻を合わせ、勝てて良かったと思います。マギーニョ自身、勝てて良かったと本当に喜んでいて、まったくもって憎めないキャラクターで、僕は大好きです。
 
同じく、CBの彰悟が抜けた中で起用された奈良ちゃん。失点シーンでは、追いつけず、残念でしたが、以前以上に対人で当たり負けせず、猛攻を受けた試合の中で存在感を発揮してくれました。
 
試合勘も心配されていましたが、怪我あけで練習参加してから、すでに1か月経っており、途中、練習試合もこなしていたとのことで、久しぶりの先発というようには全く見えないパフォーマンスでした。
 
個人的には、マギーニョが得点を決めた場面で、章太と抱き合って喜ぶ、奈良ちゃん恒例の激喜びシーンも見られたので、ああ、奈良ちゃん帰ってきたと改めて喜びを噛みしめました。
 
ヤマもCBでの安定感も出てきていますし、彰悟も出場できるようになり、ジェジエウも復帰し、CBの層が異常に厚くなったように思いますが、鬼さんがどう起用するのか楽しみです。
 
一方で、憲剛、今季は、前半でもケガで離脱した期間が長く、不本意な成績であり、残りの試合での巻き返しに思う所があったと思いますが、前十字じん帯損傷という大けがを負ってしまいました。
 
憲剛の離脱は、残念ですが、憲剛自身がケガ直後にもかかわらず、ブログでは、ケガに向き合い、来季の復帰を誓ってくれています。チームのサポートを約束してくれています。
 
川崎は、憲剛のチームと思われている節はありますが、幸いにも泰斗をはじめとした若手選手の台頭もあります。来季、憲剛が復帰しても、そのポジションがないと思えるほど残された選手らが奮起し、活躍することが憲剛への励みにもなるはずです。今は、憲剛には、安心して治療に専念してもらえるようにしないといけません。
 
残り4試合となりましたが、何が何でも目の前の試合を一つ一つ、しっかり勝っていきましょう。結果は、それを達成したら後についてきます。2019シーズンの川崎の意地とプライドを残り試合に全部ぶつけてやりましょう。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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