病気になって分かった、本当の「感謝」とは -5ページ目

病気になって分かった、本当の「感謝」とは

40代になり、肺高血圧症、心房中隔欠損、慢性心不全、喘息、オスラー病等様々な病気に罹患。
そのほとんどが完治しないという難病であるという状況でも、私が毎日幸せに生きられることへの感謝とその過程を綴ります。

駐車場に車を停め、緊張がマックスに。

久しぶりに、こんなに感情が動いた。

ここに来ただけでもえらい。

 

そう思いながら病院のドアを開け、中に入った。

よく聞けば分かる音量の音楽と、清潔感ある待合室。

不思議と緊張が取れた。

受付の方に予約している旨を伝え、初診用の用紙に簡単なアンケートを記入。

 

すぐに診察室へ呼ばれた。

 

先に記入していたアンケートの内容を確認すると

「何か、異動があったり転職したり、環境が変わったことはありますか?」と。

4月に異動になった旨、5月半ばから異変を感じ始めたこと、そういうことを

話し始めた。

何でもないことを何でもないように話しているつもりだったが、

淡々と聞いてくれる先生を前に、涙があふれた。

 

何の涙なのか、自分の中の感情が何なのかは分からなかった。

 

一旦血液検査をし、「鬱」という診断に至った。

 

驚きも落胆もしなかった。

「そうか」とただただ受け入れるだけだった。

 

診断書が必要なことを伝え、発行してもらった。

 

鬱の状態を改善する薬と、睡眠導入剤をもらい、次回の予約をして病院を後にした。

 

その後まっすぐ帰ることはせず、久しぶりに買い物をした。

不思議と、心地いい疲れがあり、その日はよく眠れた。