病気になって分かった、本当の「感謝」とは -3ページ目

病気になって分かった、本当の「感謝」とは

40代になり、肺高血圧症、心房中隔欠損、慢性心不全、喘息、オスラー病等様々な病気に罹患。
そのほとんどが完治しないという難病であるという状況でも、私が毎日幸せに生きられることへの感謝とその過程を綴ります。

何度か病院に行き、その都度何も報告することがないという報告と、

薬の処方をもらうという事が続いた日、

先生からある提案をされた。

 

図書館などに行って見たらどうだろう?

 

本を読むのは好きだったし、休みの日や時間があるときには本を読んで過ごすこともあった。

ただ、その時は全くと言っていいほど本が目に入らず、読もうとしたこともなかった。

本を読めという事だろうか?と思うと、そうではなかった。

 

図書館に行くと、新聞がいくつかおいてあります。

その新聞のコラムを要約して原稿用紙に書くという事をやってみよう。

 

という事だった。

少しでも頭を使う、身体を使うという事を始めてみようという事だったようだ。

 

不思議と、それならやってみようと思えた。

 

早速帰りに、コンビニで原稿用紙を購入し、図書館の開館・閉館の時間を確認した。

 

 

先生は、

行っても行かなくてもいい。行ってもできなかったらそれでいい。

と言ってくれた。

 

 

翌日、早速図書館に行って見ようと思い、珍しく朝から起きて準備を整えた。

しかし、気が付くとお昼を回っていた。

迷いがあったわけではなく、ただただ、身体が動かなかった。

結局その日は、余所行きの格好をしながらもどこに行く事もなく、

自宅で過ごした。

 

誰と約束しているわけでもない。誰に迷惑をかけるでもない。

ただ、自分との約束だった。

 

そして翌日、

それではいけないと思い、もう一度図書館へ行こうと決めた。

午後からでも大丈夫と言い聞かせ、身支度を整えて、図書館へと向かった。

 

外はまだ暑かった。

身体で気温を感じながら、汗を額に感じながら、

図書館への道を急いだ。

不思議と、何の抵抗もなく、2日目にして、すんなりと足を運ぶことができた。

 

ここに来れただけでもえらいと自分を褒めた。