ゴージャスリングに取りかかりますよー | 私の創る美しい世界

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Fortune Alchemist(フォーチュンアルケミスト) micamica 

小さな自然との触れ合いや
ジュエリー作りなどをご紹介しています( ^ω^ )

今日の皐月賞G1はエフフォーリアが優勝競馬DASH!

騎乗していたのは横山武騎手。いやぁ、横典の息子が勝つ時代になりましたか…汗

でも、父ちゃんのあの頃よりも素直な感じでいいよねーゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

人気だったダノンは、私にはパドックでかなり内面のテンションが高く見えてアカンかなって感じました。気合と入れ込みの差って難しいところですけれど。

 

 

その他のお馬話はこちらでも…下矢印

 

 

 

 

 

 

さてさて、いよいよお預かりしているジュエリーリフォームをご紹介しましょうか爆  笑

 

今回お預かりしているのはこちら下矢印

 

 

 

 

 

なんともゴージャスなリング指輪ですねー音譜

 

ここで問題です!この赤い石は何でしょうかはてなマーク

 

わかりますか?ニヤリ

お分かりになった方はかなりの通かもねウインク

 

 

 

答えは『珊瑚』です!!

 

皆さん珊瑚って言うと、白とか桃色とかって印象でしょうかね。

こちらは、通称『血赤珊瑚』と呼ばれる希少価値の高い赤い珊瑚なんですラブラブ

 

こちらのお品は、ご依頼主様のおばあ様から受け継いだ物なのだとか。

ただ、そのおばあ様はかなり若くして亡くなられたそうで、どなたかからの贈り物としてやってきたらしいのですがくわしい経緯を知る方はもうどなたもいらっしゃらないとのこと。

年代から察するに、昭和初期くらいの物でしょうか。

でもね、当時はまだジュエリーを身に着ける習慣は結婚指輪くらいのものだったのではないかと思うのです。だって、私のおばあちゃんが若かりし頃を想像するとそんな感じですもの。

その当時にこれだけゴージャスなリングというのは、もしかしておばあ様はどこぞのご令嬢ですか!?みたいな(笑)。

血赤珊瑚はね、お着物と合わせるとそりゃー素敵なんですよラブラブ残っているおばあ様のお写真もお着物をお召しだそうですから、着物姿に合うリングとして贈られたのではないでしょうか。

 

しかし、時代は流れて現代となるとこの血赤珊瑚のゴージャスリングをなかなか身に着けるのは難しい…しかも、ご依頼様のご年齢からするとちょっとね汗ご依頼主様もお母さまもリングは着けないとのことで、リフォームのご依頼となりました。

 

 

まずは、この珊瑚を外してみましょう。

通常、パールなんかの場合は接着材を柔らかくするためにお湯で煮るんですけれど(←ホントなんです。煮ちゃうんですよ、笑)、先生がこの珊瑚は高価だし煮るの怖いなとのこと滝汗

そこで、ここはプロの技にお任せしましょう(笑)

 

リングの下部分だけをバーナーで熱して、接着剤を柔らかくして取ってくれましたビックリマークすごーい、さすがおーっ!

 

 

 

 

 

 

こうやって見ると、爪はほとんど飾りで接着剤で付けていたのがわかりますね。

 

 

 

 

珊瑚の裏の部分です。

リング用の玉なので、裏に色の抜けや欠けが。でもね、珊瑚や真珠は生き物ですから傷や凹みがあって当然。むしろあまりにもキレイすぎるとちょっと本物かな?と疑うことも(笑)。

 

ここでちょっと問題が。

ご依頼主様はこの玉をシンプルなペンダントトップにとのご希望でした。本来ならばこの穴にバチカンを接着してしまえばいいのですが、こうした色ムラや欠けが見えてしまうのでその方法ができません…あせる

ってことで、この珊瑚に関してはいったん保留。時間をかけて考えていいとのことなので、しばらくお預かりのままで。

 

 

なので、もう一つお預かりしているパールのイヤリングとこの地金のプラチナと回りのメレダイヤを使って別の物へリフォームでっすビックリマーク

 

 

このパールちゃんですラブラブ

 

 

 

こちらは、手でグリグリ回したら取れたびっくり

よく今まで落ちなかったな…

 

 

 

珊瑚のリングはほとんど着けたことが無いと言っていただけあって、メレダイヤもすごーくキレイですキラキラ

 

 

 

他のダイヤも外しましたが、丸以外の石座は作るの大変なんで(笑)、そのまま石座もキレイに取りますよん音譜

使えそうな物は何でも使おう爆  笑

 

 

ここからはちょっと心がチクリとする…

せっかくのリングを溶かすとなるとね、やっぱりちょっとしょんぼり

 

 

 

はい、ただの地金となりました。

 

 

これを2.5mmの角棒⇒1.3mmの板⇒2.6mm幅にして10mm×2.6mmの板を作ります。

って言ってもわかりにくいですよねーゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

ま、こんな感じゲラゲラ

当初は同じデザインのパールのペンダントトップとピアス(ご依頼主様は片耳だけにお付けになります)だけの予定でしたが、可愛いデザインを思いついたのでピアスをもう1種類追加でっすチョキ

 

 

この平面を磨くってのが曲者でねぇ…。しかもプラチナって磨くの難しいのよ汗

なので、直線がゆがんだりしないように板の上に紙ヤスリを貼ったこの上でスリスリします。

 

 

 

指の腹でパーツを抑えてひたすらスリスリ…。

あれですよ、この一つのパーツに面は6。つまりは6×3個だから18面だー滝汗

ひぃぃぃぃ笑い泣き

 

 

ってことで、今日はこのへんでえーん

 

 

 

 

ジュエリーについてはこちらでもいろいろご紹介しております。

 

 

 

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