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ハウルの動く城

ラブストーリーだった・・・!

あまりにも有名で、大きくなってしまった(なりすぎてしまった?)
ジブリ作品・・・というか、宮崎駿監督・・・。

ジブリ作品は映画館で!と思っていた私も、
『もののけ姫』以降、TVで見るようになってしまいました。

しかも、今回の作品は、
ハウルの声に木村拓哉さん・・・と言われた時点で、
う~ん・・・と思っていたのですが、

見てみて自分でもビックリ!
ハウルがカッコよかった~。

木村さんの繊細で、落ちついたトーンの声と
ジブリ作品では一番の美少年、といわれた容姿が
これまた合っていて、

少女漫画で、現実にはありえないであろう美少年キャラに
心ときめかせていた人は、
グッときちゃうんじゃないでしょうか。

今回の作品は、キャラが立っていて
キャラクターを見るだけでも楽しめます。

特に私のお気に入りはマルクル
ハウルの弟子のちっちゃな男の子なんですが、
世間に出るときは、おじいちゃんに姿を変えます。

ハウル1

に、似てねー!!
自分でもビックリするくらい↑の絵はヒドイありさまですが(汗)

神木龍之介くんの声がまたカワイイ!!

そして、
ハウルがお風呂から飛び出してきて・・・
というシーンが、これまたお気に入りです。

あらすじは詳しく知らずに見た方がいいと思うのですが、
今回見て思ったのは、
あれ? これってあの映画のシーンや設定に似てない?
っていうのが結構ありました。

言うなれば、
『もののけ姫』と『千と千尋の神隠し』がチラチラ出てくる感じ。
例えば↓こういうのとか。

ハウル2

宮崎駿監督作品おなじみの、
ドロドロ、にゅるにゅる、でろーん、がまた今作も!
ドアのすき間(↑)や、壁からゴム人間が出てきたりします。

そして、↓こんなのも。
ハウル3

こやつらが沢山、手を取り合って輪になります・・・。

ラストには、『耳をすませば』に似たシーンがあったんですが、
これは私だけがそう思うのでしょうか・・・。

しかも珍しくキスシーンがあったりして、
ラブストーリーとは聞いてはいましたが、
ラストに来ると、ちょっとビックリしました。(これも私だけ?)

あとは、
全体的に、もう少し説明があってもよかったかなぁ、と。
説明が過ぎるセリフも嫌ですが、
見終わったあとに、謎なところも多かったので・・・。

でも、宮崎駿監督の想像力には
やっぱり驚かされました・・・。
すごい人だ・・・。