■パムッカレ石灰棚を飛ぶ気球
11月13日(木)パムッカレ石灰棚⇒コンヤ・メブラーナ博物館のち、カッパドキア宿泊
さあ~て、本日は一番バス移動の長い日です。
毎日5時半起床、6時には朝食、ほぼ7時出発。起きてもあたりはまだ真っ暗。
ね、ねむい・・・
■ホテル猫も大あくび
■黒猫に弱いミヨレです。餌付け成功。朝からたくさんお食べ。
ツアー旅行ではじめて、バゲージダウンを経験!
パムッカレのホテルは、プール・温泉を中心に、8棟ほどの低層建物が
点在しているため、荷物運びが大変。とはいえ、ムスタファさん交渉のおかげで、
温泉・ロビーに近い棟に宿泊できたので、自分で運んでも問題ないくらいだったんですが。
■右の5番棟がミヨレ達ツアーの宿泊棟。
ポーターサービスといっても、運んでくれるのは、宿泊棟のエレベーター前まで。
朝は、ドア前にスーツケースを出しておけば、バス近くまで運んでくれている、という
ちょっと中途半端なサービスなんですけど。
旅の中間点、体調調整のため、ミヨレは朝食には行かず、ホテル内をお散歩。
ポーターさんが一生懸命ミヨレたちの荷物を運び出してくれてました。
■スーツケースひとまとめしたら放置・・・
この日の日の出は7時40分頃。朝日に映える石灰棚を狙って、
7:15ホテル発、入場開始前にゲート前でしばし待ちます。
■そろそろ空が白み始めてきました
パムッカレで楽しみにしていたのは足湯、そして湯棚にじゃぶじゃぶ入ること。
石灰の白さと、太陽の光がうまく合えば、白い棚に透き通る青いお湯が
まさに、「映え」のはず。
■逆光だしまだ明けきらないので白と青はまだお目見えせず
ところが昨今、お湯枯れが激しいこと、また、石灰棚の劣化防止のため、
地質学者によりお湯の放出をコントロールしているのだとか。
そのため、棚にお湯がはいっていないことも多く、棚がどういう状態かは
行ってみなければわからないとのことだったのです。
■やった~!!お湯が放出!!
嬉しいことにお湯が勢いよく放出されてました。
ムスタファさんが用意してくれていたビニール袋に靴や靴下を入れて、
足湯しました!かなり勢いがあるので、足が流されそうでしたけど。
棚にもお湯がはられていて、もっと日中なら、青い水が見られたと
思いますが、朝焼けの光なので、クリアとはならず。
■青さがちょっとわかるかな?
ミヨレも、棚にざぶざぶ入っていきたかったけど、
白い石灰の泥がとごって、それがぬるぬると滑る滑る。
これは絶対転ぶ!という自信があったので、踏み入れるのは断念。
勇気ある撤退といっておこう。
■代わりにモデルさんに登場してもらいましょう
陽が昇り切ったあたりで、古代遺跡が沈む温泉へ移動。
プールの底には、
本物のギリシア・ローマ時代の遺跡がゴロゴロしています。
■水温は35度くらいと低め。真夏に入ってみたい。
8:45頃パムッカレを後にし、コンヤという街へ向かいます。
まず5.5時間の移動。コンヤの後は宿泊地カッパドキアに向けてさらに3時間の移動。
このツアーの中で一番ロングドライブの日です。
途中のドライブインで、トルコの旅行ブログでまず100%登場しているヨーグルト
を食べるんだ~♪と、これを楽しみにバスに乗り込みます。
■M乳業の「パルテノ」みたいなねっとりヨーグルトに、松のハチミツにケシの実
ぐるぐるまぜまぜして食べます。
何が悲しいかというと、こういう買い食いをひとり一人前食べちゃうと、
後が続かなくなること。なので旅友と半分こしました。
案の定やっぱりほかにほしいものがでてきたし!
生ザクロジュースも飲んじゃいます。
■でかいザクロ2個分をプレスしてコップ1杯10TR(200円)
このおにいちゃん、ミヨレが白いセーターを着ていたのを気にかけてくれ、
「側に寄りすぎると赤い汁が飛ぶよ」と注意してくれました(たぶん)
初生ザクロジュース、酸っぱくて酸っぱすぎず美味しかった~
13時頃、ランチ。ここでの目玉は、トルコ風ピザといわれる「ビデ」
でもピザとは似て非なるものだと思うな~
もっとさっくりシンプル、食事というよりなんかおやつ?
■カットされて出てきたけど、たぶん船形してるはず
具は、基本といわれるチーズオンリーと、ひき肉とチーズの2種類
ひき肉がちょっと獣臭かったので、羊かも?ミヨレは気にならない程度でしたが、
獣臭くてだめという方もいました。
■やっぱりスープ!チキンスープで、コメ状のパスタがそこに沈んでました。
飲み物はアップルチャイ。ムスタファさんに聞いたところ、
チャイはチャイでも、紅茶リーフは使っていないとのこと。
だから色も薄く、りんごの酸味がすごく美味しいお茶。
■100%還元りんごジュースを温めたらこの味になるのでは?やってみよう。
デザートは、店の中央にある山積みのリンゴと、お米のプディング、
シロップに浸した揚げドーナッツと、どちらも激アマなお菓子がフリーサービス
当然ミヨレ、激アマお菓子は敬遠です。
■りんごがすごく甘くて美味しい。小ぶりなのでかぶりつくのに程よい。
しかし、お料理の味付けは日本人が好きな薄味で食べやすいのに、お菓子だけは
欧米諸国顔負けのシロップ、砂糖使い。アンバランス。不思議だ。
ふふ・・・ここでも不動の癒し。
■ちょっと長毛の三毛
■隠れてもむだよ~
うーん、なぜかここのレストランの敷地にいる猫は、あまり手をかけられてないのか、
目ヤニがういたり、痩せて汚れていたり。なんでだろうなあ。。。
16時近く、コンヤ到着。コンヤはトルコの奈良みたいな都市だそうです。
メヴレヴィー教団発祥の地ということで、観光としては、教団の創始者の霊廟でもある
メヴラーナ博物館を見学です。
■緑?トルコブルー?の塔がすごく綺麗です
ミヨレのイメージとしては、奈良は奈良でも天理市かな。
天理市もほぼ天理教の街だもんね。
さて、ここを観光している時に、ムスタファさんがおもむろにミヨレと旅友の側にやってきて・・
ムスタファさん「人生はいろいろあります。良いこともあれば残念なこともある・・・」
え?なになに?それ以上言わないで、聞きたくなーい!!
そう、それは、無情な通達だったのです。
このトルコ旅行の目的の半分だったといっても過言ではない、
楽しみにしていた翌朝の「気球ツアー」
ムスタファさん「さきほど航空局から、強風のため明日の気球は中止と連絡が来ました」
ちゃりら~♪ちゃりらら ら~らら~
カプリ島の青の洞窟の時のショック再来。
ええええ、仕方ありません。自然次第ですからねっ!!
旅友とも、また次回来るようにっていう神の思し召しだよね!と、強がりいってましたが、
このやりとり、青の洞窟のときもしたな~と思いつつ。
メブラーナ博物館の写真があまりないのは、あまりのショックのせいかしらん?
お通夜をひきずりそうな気持を鼓舞して、次だ次!!
この後、1回休憩をとって、カッパドキアに入ります。
休憩場所では、お昼に飲んで美味しかったアップルチャイの粉末を買いました。
初日のスーパー以外では、お土産購入ははじめて。最近、お土産欲が薄くなってます。
■マーケット風お土産店でした
■お土産店の前には、キャラバンサライ(昔の隊商宿)、宇宙船のようなモスクが。
カッパドキアでは、10,000円追加料金で洞窟ホテル宿泊に変更できましたが、
先に旅行した友達から、「壁に岩風のものをはりつけた部屋だった。本当に洞窟を
アレンジした部屋もあったみたいだから当たりはずれがあるよ」と聞いていたので、
今回は基本のホテルにしました。
洞窟ホテル宿泊の人たちがバスを先に降りてチェックインするので、
ミヨレもバスを降りてホテル近くまでついて行ってみました。
■雰囲気あります。今度は洞窟ホテルに泊まってみよう。
■洞窟ホテル前から街を見下ろすとライトアップされた建物が幻想的
そして闇に潜む・・・・猫~!!
日中は長袖一枚でも汗ばむけど、夜になると寒い・・・
夕食はビールじゃなくてワインだな、と思っているうち、クズル川のほとりにたつ
スハンホテルカッパドキアに到着。
やっぱり今日も、20:40頃と、夕食時間終了間際です。
■カッパドキアの赤ワインとジュージュー焼き立てのチキンステーキ
夕食のビュッフェ、このホテルが一番良かったかな。
その場で焼いてくれるブースもあったりしたし。そしてやっぱりスープが美味しい!
カッパドキア付近は葡萄の産地で、ワイナリーもある。
ムスタファさんは、赤ワインをぜひ飲んでくださいと言っていたので、
ミヨレは赤ワイン(グラスですが・・)所望。
白ワインはボトルの写真を撮らせてもらえればと思って、同じテーブルになった方に、
ボトルを写させてくださいとお願いしたら、「写すだけじゃなくて、飲めばいいよ」と、
白ワインを注いでくれました!!ありがとうございます!!
■白ワイン、もうちょっときりっと冷えてると、なお美味しかったと思う。
お部屋に入って窓をあけて見てみると。
正面の黄色い光のあたりが、おそらく洞窟ホテルのある山方面。
■♪♪街の灯りがとても綺麗ね、カッパドキア~♪♪
そろそろ時差ボケが抜けて、この日はようやく途中目が覚めずに朝まで熟睡しました。
長時間移動が何気にボディーブローのように効いてるせいもあるかもしれません。
いや、そうじゃなくて、気球ツアーが中止になったせいか。
というわけで、この日のブログのトップは、気球(パムッカレの、だけどね)なのです。
数年前、気球が墜落する大事故があり、それ以来、個々のツアー会社の判断ではなく、
トルコの航空局が催行決定するようになったとのこと。
安全面の確保のためには必要なことです。
あきらめましょう・・・・