2010年度第Ⅳ回科目試験 金融論 感想 | 慶應義塾大学 通信日記 (64期生)

慶應義塾大学 通信日記 (64期生)

2016年春、慶應義塾大学経済学部通信課程を卒業しました。2010年春の入学から卒業までの過程を綴っています。
PMPの合格体験記も載せています。

今回の問題は(ニュアンスとしては)こんな感じでした。

問1 政府系金融機関の役割と問題点を市場の失敗という観点から述べよ。

う~ん、1問目は政府系金融機関の具体的な名前を挙げられなかったのが
痛いところです。

公共財や不確実性などに起因する市場の失敗と財政投融資を経由し
地方自治体や道路公団、長期信用銀行への融資を行うことによって、
公共性の高いものや長期貸出などの不確実性の高いものへの融資を
可能にしていることを書きました。


問2 裁定不可能な市場とは。その意味と金融理論でそれを仮定する意義を述べよ。

裁定取引の意味はぼんやりとですが書けましたが
それを仮定する意義までは明確に書けませんでした。



1問目も十分な解答ができているわけでは無いですし、
2問目も数行で終わってしまったので、
合格できるかできないか、かなり微妙なところです。