確か寝るときは一人で寝たつもりだったんだけど、
枕元で「人」の気配がすると思ってふと目覚めてみれば





あ、目、覚めちゃった?

のように、見上げるとぽんきちが添い寝しててくれてることに、ドキッとしてしまう。

なぜ、「ドキッとしてしまうのか」というと、
目覚める寸前まで、


飼い主がだれかに頭をなでられていたから。


ぽんきちに頭をなでられていたのか、飼い主は。。

「頭をなでてあげる」ということが、「よしよし」であり、「かわいいね」であり、人間からするとどちらの意味でも愛情表現に当たるのだけれど、
そういうふうにすることが「かわいがる」という表現だということをわかってたみたいだ、ぽんきちは。


猫飼いの方なら誰もがご存知かと思うかもしれないけれど、



ねこのふみふみ。

この動作は少し爪が出てしまう状態で、右手と左手を交互にふみふみするんだけれど、
ぽんきちの「なでなで」はそれとは異なって、爪を出さないようにがんばってがんばって気遣って、
右手だけを飼い主の頭に乗せて髪をとかすような水平方向で手を動かしている。

たぶんだけれど、一般的な猫の生態学では見られないこのような手の水平運動の動作は、人間と暮らして覚えたのではなかろうか。。




ぽんきちが「よしよし」してくれてたのか。
ありがとね。

と、二度寝に入ることにしましょう。