ステキなプレゼント | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


2021年5月



付き添いのお母さんから教えてもらった、



がん封じの神社へ一時退院のときに寄って帰りました。




「はやくげんきになりますように」





と、書いていました。






神様なんて、いるのかな。いないんじゃないか。





って、思っていながら、こうして矛盾しながらも、






願掛けに、藁にもすがる思いでした。






一時退院中、Tくんから、プレゼントをもらいました。






自分で選んで買ったという、一輪のひまわり。





小学2年生の男の子が、好きな子にお花をプレゼントする。






どういう風に育てたらこんな風になるの?!





って。笑





きっと、ご両親の育て方と、Tくんの持って生まれたものなのだろうな。





と、ステキ過ぎて、






私までとても温かい気持ちになりました。






娘もとても喜んでいました。






娘は幸せ者だなぁ。





こうして、いつも一時退院すると、たくさんの人からパワーをもらい、





次の治療も頑張るぞ。と、充電満タンで、





帰院するのです。





私も、母の日にステキなプレゼントをもらいました。





病棟の保育士さんと内緒で作っていたそうです。





宝物がまた一つ増えました。





そして、





再発治療6コース目、TC(4回目)も無事に終わりました。