【マンガ感想】
『あまんちゅ! 1巻 (天野こずえ)』
あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)
マッグガーデン 2009-08-10 by G-Tools |
【あらすじ】
感動の「ARIA」グランドフィナーレから一年半…天野こずえが満を持して贈る、"新たな蒼の物語"始まります。FUN for ALL.ALL for FUN.
『ARIA』などの作品で一躍有名となった『天野こずえ先生』の最新作です。
スキューバダイビングが趣味の主人公・『小日向光(通称:ぴかり)』。
15歳となった『小日向光(通称:ぴかり)』は、夢ヶ丘高校へ入学することとなり、
これから始まる新しい生活にワクワクしながら登校してくる。
一方、この春から伊豆に引っ越してきた主人公・『大木双葉(通称:てこ)』。
人見知りで引っ込み思案の『大木双葉(通称:てこ)』は、『小日向光(通称:ぴかり)』とは違い、
これから始まる新しい生活に不安を抱きつつ、夢ヶ丘高校へ登校してくる。
そんな2人が偶然、校門で出会い、意気投合していく・・・・。
という感じで始まる作品でして、伊豆を舞台に、超前向きな性格の『小日向光(通称:ぴかり)』と、
人見知りで引っ込み思案の『大木双葉(通称:てこ)』との出会いと交流を描いていく作品です。
この作品のテーマは、『スキューバダイビング』です。
『スキューバダイビング』とは、空気を詰めたボンベを背負って潜水していき、水棲生物の生態を
観察するスポーツ(?)のことで、主に、海の綺麗な地域で行われております。
主人公達が所属する夢ヶ丘高校には、『スキューバダイビング部』という部活動があるようでして、
恐らく、主人公の2人は、この『スキューバダイビング部』に入部する事になるようです。
(主人公・『小日向光(通称:ぴかり)』は祖母の影響を受けて、この『スキューバダイビング』に日常から)
(触れており、緊急用ホイッスルを持ち歩くほど、『スキューバダイビング』を愛しているようです)
とりあえず、1巻では、主人公2人の出会いと学園生活の方を重視して描かれているので、
この『スキューバダイビング』という設定は、あまり重要なポジションの設定ではありませんが、
彼女らの担任がこの『スキューバダイビング部』の顧問であったり、入部のためのイベントが描かれて
いるので、2巻以降は、『スキューバダイビングを中心に描いていくのだろう』という雰囲気を感じます。
そうなれば、『スキューバダイビング部』の先輩たちが次々と登場してきて賑やかになるでしょうし、
ストーリー的にも話の幅が広がって、一気に面白くなるような感じがします。
また、この『スキューバダイビング』を通して、この2人の関係がどのように変化していくのかも
気になるところでして、特に、人見知りで引っ込み思案の『大木双葉(通称:てこ)』の変化は
これからのメインとなるイベントの一つだと思います(彼女は携帯電話を手放させない現代っ子)。
それらの展開を含めて、次巻の発売が非常に楽しみです(^^ゞ。
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【総評】
『天野こずえ先生』の最新作です。
1巻を読む限り、キャラクター設定・世界観設定など全てが完璧なので、次巻以降の展開にもよりますが、
またアニメ化されるような人気作品になりそうな雰囲気を持つ作品に仕上がっていると思います。
前作同様、丁寧な作りの作品なので、ファンならば絶対買いな作品だと思います。
点数的には
90点
です。
実質上、まだ話自体が始まっていないので、点数に関しては様子見です。
恐らく、2巻からは本格的に話の方が始まると思うので、正式な評価は2巻の感想記事で・・・。
では、ここまで。