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【マンガ感想】

 

『風雲児たち 幕末編 14巻 (みなもと太郎)』

 

4845837080 風雲児たち 幕末編 14 (SPコミックス)
リイド社 2008-12-26

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 8巻  9巻  10巻  11巻  12巻  13巻


 

 

【あらすじ】

ハリスより、「英・仏が江戸湾に現れる前に、我がアメリカと通商条約を結ぶように」と繰り返し説得される老中たち。開国やむなしと考えつつも、鎖国を終わらせる責任者になりたくなかった彼らは、時間稼ぎに「京都朝廷の許可を得る必要がある」との言を発してしまう。この瞬間、図らずも、徳川幕府は最高権力者の地位を投げ出したのである! そして折りも折、将軍・家定が危篤状態に陥り、次期将軍を巡るゴタゴタが勃発したのだった…!!

 

 

幕末・・・に入る少し前の時代を描いている歴史マンガです。

この作品は、ナント1979年から連載がスタートしているらしく、

何度か不遇な扱いを受けつつも、連載誌を変えて20年以上も連載されている大作です。

 

潮出版社時代には、本屋でこの作者の作品を見かけることはあまりできませんでしたが、

2001年にリイド社に移籍してからは、各種メディアにも取り上げられる機会も増え、

ありがたいことに、普通の本屋さんでも最新刊を手に入れやすくなりました。

 

現在は、『幕末編』と名称を変えて連載を続けておりまして、

坂本竜馬・勝海舟・吉田松陰・村田蔵六・桂小五郎・島津斉彬・西郷隆盛・土方歳三など、

幕末に影響をもたらした人物や、幕末で活躍する人物を掘り下げながら、

スローペースで描かれております。

 

ただ注意点がありまして、間違っても、『幕末編』からこのマンガを買ってはいけません。

この『幕末編』は、20冊(ワイド版)ほど発売されている作品の続編であり、

そちらを読んでから『幕末編』を読まないと、面白さは半減以下であると思います。

もちろん、そのオリジナル作品は、定価で買う価値のある魅力的な作品ですので、

興味のある人は、ぜひとも『オリジナル』をご覧くださいませ(^^ゞ。

 

----------

 

ここからは、14巻の感想。

今巻は、『岩倉具視』による『廷臣八十八卿列参事件』と、

『井伊直弼』が大老に任命され、幕府の運営を任されるエピソードが描かれました。

 

今巻のメインは、やはり『井伊直弼』の大老就任ですね。

『井伊直弼』は、名門・井伊家の14男として生まれ、養子には行かず部屋住みとして過ごしていた所、

ひょんなことから兄の養子となり、近江彦根藩の藩主、そして幕府の最高職・大老まで出世した

歴史上の有名な人物で、『日米修好通商条約の調印』・『安政の大獄』そして『桜田門外の変』など

中学・高校の教科書に載るような歴史的イベントに関わった人物であります。

 

その『井伊直弼』に関しては、この漫画でも何度か取り上げられておりまして、

今巻で遂に、彦根藩主から幕府最高職・大老に任命され、日米修好通商条約で混乱し、

『外様大名の台頭』、『廷臣八十八卿列参事件』で権威を失いつつある幕府を立て直すために、

自らの反対勢力を次々に左遷させていきます(一橋派や川路聖謨など多数)。

 

大老となる前の『井伊直弼』は、人の良い感じの人物でありましたが、

大老となった彼の変貌振りは驚くばかりで、一般的に語られている『井伊直弼像』に近づいており、

今後描かれるであろう『日米修好通商条約の調印』・『安政の大獄』そして『桜田門外の変』でも、

その悪人ぶりを発揮していくのであろうと思われます。

 

彼の台頭で、これまで主役を張っていた『吉田松陰』の寿命も残りわずかになってきました。

やっと、激動の幕末へ突入していくことになりそうですね。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【総評】

幕末に近づいてきて、徐々に盛り上がってきました!!

次巻は、『日米修好通商条約の調印』がメインとなるようで、ますます目が離せませんね。

 

点数的には

88点

です。
 

 

では、ここまで。

 

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