季節の変わり目だからか先月も今月も発熱。
高熱って辛い、、、体調崩すとつくづく健康って幸せって痛感します
自分が病気になって色々ネットで病気関連の記事見たりで気になるのは
「日本の医療は遅れてる」とか
「アメリカとかオーストラリアだったら先進医療の治療受けれるのに」とか。
6年だけだけど海外に住んでた身としては何とも言い難い。
前に辺見えみりさんのお父さんの西郷輝彦さんが先進医療の治療を受けるために4000万かけて渡豪したというニュースがあって、その時もオーストラリアは進んでるだ、日本は遅れてるだ、色々声が上がってて、けど私は「その治療がその地にあることと、その地に住んでる人がその治療受けれるかは別の話だけどなー」と思ってしまってました。
そもそも日本の国民皆保険制度って他ではまず聞かない制度。
高額納税している人からしたらアンフェアとも言えるのだろうけど、じゃあ資本主義な国の制度だとどんだけ払ったら十分な治療が得られるのかってすごく難しい。
私は帰国前はアメリカに住んでました🇺🇸
アメリカの医療制度について分かりやすいサイトがあったので添付します↓
要は民間の保険会社はそれぞれ病院や医師と契約していて、自分が加入した保険会社がどれくらいネットワークを持ってるかが重要。
保険会社と契約してる病院や医師をin networkといって基本的に保険会社負担、契約してない場合out of network といって診察を受けると全額自己負担。
我が家もだったけど、会社勤めの場合は大抵は会社が保険会社決めて、お給料から保険料がひかれるかたちだと思う。
個人だったらきっとかかりつけ医とかがin network な保険会社とか選ぶのかな?
保険料はピンキリだけど、我が家の場合は家族3人で毎月2500ドルくらいでした。今のレートだと40万円くらい。
結構ぶっ飛んだ金額
先週、給湯器の交換して38万お支払いになり「ギャァァァァ」ってなったけど、毎月この金額払ってたとか恐怖アメリカの物価に合わせたお給料に変わるとは言え、恐怖が過ぎる
じゃあ、これだけ払ってて実際どうだったかとなると、風邪とか蕁麻疹とか喘息とか、そういう大病じゃないようなものを診察してもらうのにちょこちょこ自分も子供もお世話になってて、そういう時は診察後はお金は払わず出てこれます。
あと、子宮筋腫の手術を現地でしてますが、手術前の検査費から入院費、手術費もin networkだったのでほぼ払ってません。
けど子供の歯の健診に行っていた小児歯科はout of network だったので毎回350ドル払ってました
in network の歯科医院ももちろんあったのですが、評判の良い小児歯科に診てもらいたくて
んで、すい臓に腫瘍うんぬんとなった時、in network の医師で細胞診できる人が少ないとかでひどく待たされ、結果帰国したわけで。。。
とにかく何でも時間がかかります。。。
医師が必要だと言う治療でも、いちいち保険会社になぜ必要なのかを医師が電話とかで説明しなきゃいけない。保険会社はごねる。
このやりとり、状況によっては患者の前でも繰り広げられます
そもそも、人生、どんな病気になるかなんて分からないのに、それを予想して保険会社も選べないし。
日本では何かの病気になったら、どの病院行きたい、あの先生に診てもらいたい、とか結構自分の意思で決めれるけど、アメリカだとそうはいかない。
多分ミリオネアでも無理だと思います。
ビリオネアレベルではじめてどんな治療もどんとこいだと思うめちゃくちゃマイノリティ
日本の医療制度ってみんなに平等にした分、高額納税者にとってアンフェアだと思われがちだけど、実際に資本主義の国に行ったら超超大金持ちじゃないと満足のいく治療や病院、医師は選べないと思う。これはこれでアンフェア?
もう何がフェアでアンフェアなのか、これいかに。
日本で資本主義を謳う人もアメリカ行ったらアンチテーゼと化すのでは?分からないけど。
長くなり過ぎて何書いてるか分からなくなってきました
ブログって難しい
ちょっと読み直してまた続き書きたいです
術後ふりかえり
2023年ゴールデンウィークは出雲大社に行きました⛩️
足立美術館、素晴らしかったです