わたしに初めて彼氏ができたのは、高校1年生の時でした。

 

2人で手をつないで、抱きしめ合って。

一緒にお出かけをしたり、家でまったり過ごしたり。

 

どこにでもいる、ごく普通のカップル。

 

心から愛してくれ、心から大事に思ってくれる存在がいてくれることは

本当に嬉しかったし、本当に本当に幸せでした。

 

 

 

けれど、なかなか思うようにはいかないのが恋愛です。

 

その後、付き合っては別れを繰り返し、これまでに合計8人の男性とお付き合いをしました。

 

高校1年生からの約10年間で8人なので、

彼氏がいない「空白の期間」はほぼ無かったと言っても良いくらい、

立て続けに彼氏を作ってしまっていたのです。

 

 

 

わたしにとって彼氏はいつも、

唯一「素の自分」を出せ、唯一甘えられる存在でした。

 

ありのままのわたしを全て受け入れ、

どんなときでも味方になってくれる、心強い存在。

 

もともとさみしがり屋でかまってちゃんなわたしは、

男性のぬくもりをいつも求めていました。

 

 

 

「わたしだけを見ていてほしい」

 

「わたしだけを愛していてほしい」

 

 

 

それはまるで、

幼い子どもがお母さんのぬくもりを求めるのと同じ感覚です。

 

 

 

両親から愛されていなかったわけではありません。

 

ただ、わたしは昔から両親の前では「良い子」を演じることしかできず、

素直に自分の感情を表現したり、反抗したり、甘えたりすることができませんでした。

 

だからこそ、わたしにとって「彼氏」は

絶対に必要な存在なのかもしれません。

 

 

 

男性とお付き合いしている過程で

彼と連絡が付かない日が続いたり

彼の心が少しでも離れてしまうと、

とてつもない寂しさに襲われてしまいます。

 

そんなとき、

わたしは別の男性のぬくもりを求めてしまいます。

 

過去には、

彼氏がいるにもかかわらず

出会い系アプリで知り合った男性と連絡を取り合ったり、

性的な関係を持ったり…

 

二股をかけてしまった時期もありました。

 

正直、これまでに数え切れないほど多くの男性と

かかわりをもってきたのです。

 

 

 

「最低な女だ」って自分でも分かっていましたし、

周りからもきっとそう思われていたことでしょう。

 

けれど、自身の寂しさを満たし、心の安定を図るためには

そうするしかなかったのです。

 

 

 

これまでお付き合いしてきた男性の皆さん、

そして何かしらのかかわりをもってくれた男性の皆さん

 

本当にごめんなさい。

 

けれど、皆さんには本当に感謝しています。

 

どうか、皆さんに幸せな人生が訪れますように・・・