2022年12月1日 火星と地球が最接近
火星と地球が12月1日に最接近する。
8日に衝を迎える火星はこの時期、一晩中見ることができる。マイナス1.8等級で輝いており、その赤さや明るさがよく目立っている。おうし座の1等星アルデバランやオリオン座の1等星ベテルギウスと見比べてみよう。
火星と地球は約2年2か月ごとに接近するが、火星の軌道が楕円であるため最接近時の距離は約6000万kmから約1億kmまで大きく変化する。今回の接近距離は約8100万kmで、中程度の接近だ。今回よりも近づくのは2033年まで起こらないので、しっかりと見ておこう。
2020年10月6日(前回の最接近)から2025年1月12日(次回の最接近)まで、4年3か月間の地球と火星の動きをシミュレーションした動画
地球と火星は約2年2か月ごとに最接近し、その距離は毎回異なります。2020年、2022年、2025年の最接近がどのようになるか、天文ソフト「ステラナビゲータ」でシミュレーションしました。 詳しくはこちら → 「アストロアーツ:【特集】火星(2022年12月1日 地球最接近)」https://www.astroarts.co.jp/special/2... 音楽:星の夢(by いまたく)
2022年7月から2023年5月の火星の動きをシミュレーションした動画
2022年から2023年の火星はおうし座からふたご座のあたりを動き、赤く明るく輝きます。2022年7月から2023年5月までの間に火星が星座の中を動いていく様子を、天文ソフト「ステラナビゲータ」でシミュレーションしてみました。見かけの大きさの変化もわかります。 詳しくはこちら → 「アストロアーツ:【特集】火星(2022年12月1日 地球最接近)」https://www.astroarts.co.jp/special/2... 音楽:猫の手お貸しします(by キュス)