週刊現代のウェブサイトの記事に、「高血圧」について書かれています。
降圧剤を飲んで無理に血圧を下げると危険です。
「血圧が高くても無理に下げてはいけない」と断言できる「衝撃」の理由 (週刊現代 2023/06/02)
【降圧剤で血圧を下げた人のほうが、脳梗塞の発症数が多いという研究結果がある。
「血液は出血すると固まります。これは出血量を少なくして命を守ろうとする機能が、人間には備わっているからです。
そのため、体内でも血液の流れが滞ると血栓ができる。つまり、降圧剤で無理に血圧を下げると、脳内の血流が悪くなり、脳梗塞を発症しやすくなるのです」
「血圧が高い人のほうが、100歳になっても筋肉は動くし、頭脳も働き、自立できるのです。逆に言えば、100歳以上の人の場合、血圧を156以上にしたほうがいいということになる。156~220の平均でいえば、185~190ぐらいが正常な血圧となるのです。いずれにせよ、血圧が高いことが必ずしも悪いことではないといえます」
「血圧が高いほうが、より多くの血液を体内に循環できるので、元気な証拠といえます。なぜなら血液によって、酸素と栄養成分が体内に37兆~60兆ある細胞に運ばれているからです」(大櫛氏)
サン松本クリニック院長で、『高血圧はほっとくのが一番』の著者・松本光正氏も、「血圧が高いことは必ずしも命のリスクになるとは限らない」と指摘する。
「私の患者さんで今年2月、99歳で亡くなった女性がいましたが、その方は80代半ばから常に血圧が200を超えているのに、ずっと元気でした。持病も全くなく、薬の服用もされていません。
今診ている患者さんにも95歳の小柄な女性がいて、その方も時々230まで血圧が上がりますが、至って元気です。
このように血圧が高くても血管が破れない方も多くいらっしゃる。それがなぜかと聞かれたら、その人の個性としか言いようがなく、今の医学では説明できません」】
『高血圧は絶対に下げなければいけない』という考えが常識になった要因として、テレビのCMとか、製薬会社が医者に対して『血圧は下げるべきだ』と洗脳を図ったことだと思います。それを信じた医者たちは、疑問を抱くことすらしないし自分で調べもしない。たとえ疑問を抱いたとしても、「医学界と癒着する製薬業界から利益を得ている大学教授や医師たちから、反論されて潰されてしまう」(松本氏)