初芋のこと     | まちづくりの将来

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私たちが生きている地域社会を見つめ、これからのあり方を考えるブログにしたい。

スコップに硬いものがあった。

もしや、もしや。

手で掘り返すと、黒い塊。

芋があった。

それも1個だけ。

9月25日(水)17時過ぎの家庭菜園でのこと。

 

 

昨日からの秋分けの北風。

散歩を兼ねて、家庭菜園に向かった。

いつもの神社、寺、祠に手を合わせる。

 

 

菜園では、長靴に履き替えて私のショバへ。

ナス、ピーマン、青唐辛子。

夏野菜はもう終わる。

それを教えるようにどれもこれも小ぶりになった。

わずかであっても、小さな袋に入れて持ち帰る。

 

 

いやはや。

私の菜園は芋畑の様相を見せている。

あの夏場のカツラと同じように芋の蔓は小さな畑を縦横無尽に広がっている。

栽培の素人の私がいけない。

管理をしていないという証拠でもある。

そんなため息。

 

 

それで畑の際を飛び出しているサツマイモの蔓を中に入れた。

9月20日に掘ったピーナツ場所。

そのそばにサツマイモの苗を植えていた。

スコップで掘ってみた。

 

 

そして、硬いものが当たった。

立派な芋があった。

普通は芋の蔓があって、その先にも芋がある。

冒頭はその実感である。

だが、私は素人。

そんなうまくはいかない。

 

 (皿にのった初芋。泥を落としてきれいになった。

右隣はわが家の前の広場の橡の実。私が拾ったものと一緒に記念撮影)

 

それでもうれしいものだ。

隠れていた芋一個。

小躍りせんばかりのうれしさだった。

 

 

今日はこれでいい。

芋一個の収穫でいい。

もともと予定していないもの。

片づけを済ませて、帰ることにした。

 

 

ありがたいことに、同じ家庭菜園をやっている方が自宅まで車で送るという。

同じマンションの人で、菜園の先輩でもある。

全く断る理由はない。

助手席に乗せてもらって自宅に戻った。

 

 

初芋自慢をするが、家庭人からの芋の顔色への評判が悪い。