明け方、
母とイチョウを眺める夢を見ました。
母が旅立った後、
母が夢に出て来たのは、
これで2回目です。
一回目は、1周忌の少し前。
空が居ない!
と慌てて探し回り、
辿り着いたのは、
叔母(母の姉・2年前に他界)
の家の畑でした。
そこには、今は亡き叔母と母がいて、
二人で野菜の手入れをしていました。
母の横には、
ぴったり寄り添う空の姿がありました。
空は、母にすごく懐いていました。
空!
と呼んだら、
母が言いました。
「空はどこにも行かないよ。
この子は賢いよ。
私が空のこと見てるから、
あなたはゆっくり休みなさい。
疲れているでしょ。」
そこで目が覚めたのですが、
やっぱり空を連れて来たのは
母だったかも知れないなぁ。
と思いました。
◇窓を閉め切っていた車の中まで、
産まれたてで放置された
空の鳴き声が聞こえた事
◇お香の香り
◇母と同じ右麻痺が出た
◇子猫時代に、毎日朝日を拝んでいた
空がうちに来たいきさつが、
不可解な事ばかりで、
偶然にしてはあまりにも
出来すぎていたから・・・
そして今日の明け方、
久しぶりに母の夢を見ました。
母と私は、武蔵境駅前にいました。
母は都内の乗り換えが苦手で、
電車での移動は大嫌いでした。
唯一行けるのは、武蔵境駅。
昔、生まれつき肝疾患があったため
ブリーダーから見放された
ミニチュアダックスフントを
我が家で引き取ったんです。
地元の動物病院では治せないので、
武蔵境駅近くの武蔵野獣医大学
(現:日本獣医生命科学大学)
にて手術を受けました。
その手術の前後と、
再発した後の数年間、
ワンコと母と私で、
何度も武蔵境駅まで行きました。
治療しなければ余命1年以内と
言われていたワンコは、
11年生きる事ができました。
そんな思い出の地に、
母と二人で降り立ちました。
木々は赤や黄色に色づいていました。
あら~、綺麗ね。
母は、ちゃんと話していました。
(晩年は脳腫瘍の影響で
話す事ができなかったです)
母は、東京のいろいろな紅葉の名所を
巡ってみたいようでした。
母は、杖をつくこともなく、
スタスタ歩いていました。
次どこに連れて行こうかな。
そんな風に思って、
移動した先は、
たぶん丸の内の行幸通り。
東京駅に近いから、帰りは楽だよね、
なんて思っていました。
爽やかな秋の風と、
秋晴れの青空、イチョウの黄色。
すごくリアルな夢でした。
東京のイチョウ並木を
一足先に眺めた、早朝の時間でした。
歩けていた母
話せていた母
思い出して、
朝からポロポロ泣いてしまいました。
久しぶりに夢に出てきてくれた母。
お彼岸だからかな。
皆さんも、
今は亡き大切な人と
夢で会えたエピソードがあれば、
ぜひ教えてください