好きと依存症の境界線はどこ? | ブラック企業を作るのは庶民です

好きと依存症の境界線はどこ?

ブログの観覧、ありがとうございます。

今回のテーマは
「好きと、依存症の境界線はどこ?」です。

お酒、ギャンブル、タバコ、薬物などなど、依存症という精神疾患になってしまう原因は様々あります。

お酒を手放せない生活になり、暴力や飲酒運転などで家庭が崩壊した。
ギャンブルをやり過ぎた結果、借金をし、自分の大切な人へ迷惑をかけてしまった。
タバコは...依存症でも、健康被害ぐらいしかないですね。
薬物依存症は、違法であった場合は警察に捕まって人生を台無しにする可能性もあります。

これらの事から分かるように、依存症は人生をダメにする危険な病気だという事です。

「なぜ、全てを禁止にしないの?」
「依存症になるまでのめり込むなんてバカだな(笑)」
・・・たしかに。
しかし、このブログを読まれている人の中で、快楽や娯楽を求めない人がいるでしょうか?
全然良い事だと思いますが、SEXにだって依存症はあるんですよ??
そして、どんな生活を送れば、全ての娯楽や快楽をやらずに生きていけるでしょうか?


依存症の患者さんに言いたい事は、「まず、好きという感覚に戻しましょう」という事。
依存症は簡単には治らない病気です。心の病ですから。
ですから、まず「好き」という段階に戻しましょう。!

依存症になる前に「好き」という段階があったはずなんです。
お酒でいえば、友達や家族とワイワイ言いながら、楽しく飲んでいた段階
ギャンブルなら、ビギナーズラックで勝ってしまって、所持金の範囲内で楽しんでいた段階。
すぐに止める必要はないです。徐々に引いていき、客観的に見れるようになった段階で「自分は依存症だったのだ」と自覚すればいい。止めれるはずです。

薬物依存は、違法なら即刻止めなければいけないですが・・・違法薬物の恐ろしさや止め辛さはこれも大きいのではないかな?「好き」という状態に戻れない。ちょっと書くなら「私なら大丈夫!まずいと思ったら引き返せるし」と思った瞬間って事になるんでしょうか?

家族や友人、人生を壊さなければ、娯楽や快楽は人生を楽しくさせるスパイスだと思います。

ギャンブルなら、ギャンブル場にフラッと行ってしまう可能性があるので、お財布に1日に使う分だけ入れる。銀行や消費者金融のカードなどは邪魔なので、家族に預けて下さい。
お酒なら、飲酒量を決めてそれ以上飲まないという決意などを友人や家族に宣言した方がいい。
タバコの依存症が問題になっていない1つに、受動喫煙以外の迷惑をかけていない事があります。
好きと依存症の境界線は、家族や友人他の人に迷惑をかけていないかどうか?という事ではないでしょうか?

依存症は病気です。
そして、金持ちだから依存症にならないなどの偏見は無い方がいい。大手製紙会社の社長がカジノで数十億を使ったというニュースがありました。
依存症は、生活レベルにあった依存症があるのです。

「好きという状態に戻す」
それが、依存症を治療する最善策だと思います。

ブログの観覧、ありがとうございました。