はい。放射線の種類が違いますので、別モノですね。
簡単に説明すると、
【ベータ(β)線】 電子。50cm~1mくらい飛ぶ。グニョグニョ曲がりながら飛ぶ。
数ミリのアルミ板で止まる。
【ガンマ(γ)線】 電磁波。かなり遠くまで飛ぶ。直線的な飛び方。鉛の塊で止まる。
現在ある、多くの放射線測定機器は【ガンマ線】のみしか測れません。
ガンマ線は人体も突き抜けます。そのときにDNAにキズを付けたりして
いろいろな健康障害のきっかけとなるようです。
なぜガンマ線のみしか測れない機器が主流なのでしょうか?
【ベータ線】は人体にあたっても皮膚の表面で止まるから内部の健康には影響を
及ばさない、と考えられてるからのようです。
しかし、それは『外部被爆』に限ってのことです。
ベータ線の怖さは、ベータ線を出す放射性物質を吸い込んだ時(内部被爆)に
その放射性物質は体内に溜まり、そこで何十年も放射線を出し続けることになる、
つまり24時間365日常時被爆し続けることになります。
市民と科学者の内部被曝問題研究会では
『 内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ線よりはるかに大きな影響を与えます。政府と東電は、ベータ線を放出するストロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239などの測定をほとんど行っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視し続けています。』
と警鐘を鳴らしています。
ベータ線を検出するには、基本『表面汚染』をチェックしなくてはなりません。
地表1~5cmのところや、遊具、構造物の表面に近づけて測定する必要があります。
このときに使用する機器は、当然『ベータ線も検知する機器』であることが必要です。
シンチレーション式の機器は、ガンマ線に対しては非常によく検知してくれますが、
ベータ線にはほとんど反応しません。
出ている放射線のほとんどがベータ線の『ストロンチウム』は検出できないのです。
地べたに近いところや遊具で遊ぶ機会が多いのは子供です。
当然『放射性物質のホコリを吸い込む=内部被爆の危険性』は大人たちよりも
はるかに大きいのです。
【内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方が
ガンマ線よりはるかに大きな影響がある】
ベータ線もしっかり検出する放射線測定器、今こそ重要です。


