田代池長野県松本市にある「田代池」。木立をかき分けて空を仰ぐと、六百山や霞沢岳の麓に田代池が広がっているという。水深は浅いが、水はとても綺麗である。どこまでが池で、草原で、湿地で、白樺の森であるかの境は極め難い。「夕霧の立ちこむところぼんやりとしてあるいは森となり、あるいは水となり、草となる。鳥は泣かず、冷たい空気が漂うのみである。じっと耳をすませば滝の音が聞こえるが、木立が深いために滝を見ることはできない。」という様から昔は「死の湖」と呼ばれることもあったそうだ。