観天望気とは、雲の動きや風向、気温の変化などから天気の変化を予測することをいいます。
全国各地に昔から伝えられている天気の変化を予測することわざがありますが、上高地にもさまざまなことわざがあります。
岳沢ヒュッテの支配人はこんなことを言っています。
「霞沢岳に笠雲がかかると後に必ず天気が崩れます。
山の斜面に浮雲がへばりつくようにかかっているときは、回復が遅れる。
雨があがっても気を許してはいけません。
また、夕方冷え込んで朝までひんやりとした涼しさが続くと翌日は晴れ」
距離からみて南風がけっこう強くなった(変わった)ということです。
これは、強い低気圧が接近しつつあるということを示しており、近いうちに悪天になるということを意味しているわけで、穂高にかぎらず、上高地にかぎらず広く利用できることわざです。