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当院はコロナ感染対策を行い継続診療いたします。
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鈴木です。
今回はヘルニアについて
- ヘルニアってなにがどうなるの?
- どんな症状?
- なぜそうなる?
- ヘルニアかも?と思ったら…
- どうしたら良くなる?
を中心に解説していきます。
※記事を読む前に…
神経症状を話す上で多々出てくる言葉を説明します。
- 頚椎(C) 7つ
- 胸椎(T)12つ
- 腰椎(L)5つ
- 椎間(背骨と背骨の間)
例えば「頚椎の6番目」は「C6」、「腰の4番目」は「L4」、L4とL5の椎間はL4/L5のように表します。
まず初めに神経症状がある方に読んでいただきたい内容はこちらです。↓
ヘルニアってなにがどうなるの?
皆さんが耳にしたことがある「腰椎椎間板ヘルニア」とは
腰椎 の
椎間板 が
ヘルニア (本来あるべき場所から脱出した状態) になった
ということです。
腰椎とは
L1〜L5と5つのブロック状の骨で構成されています。
こちらの図は腰椎、仙骨、椎間板を横から見た図です。
椎間板とは
背骨と背骨の間に存在しており、クッションの役目を果たしています。
水分に富んでいますが急激な椎間への負荷や加齢により摩耗したり水分が少なくなり薄く脆くなります。
基本的には再生はしません。
椎間板は頚椎から腰椎まで存在しています。
ヘルニアとは
椎間板が本来あるべき場所から脱出した状態のことを言います。
脱出した椎間板が近くを走る神経を圧迫することで神経症状が起こります。
椎間板は頚椎間、胸椎間にもあるため、頚椎椎間板ヘルニアや胸椎椎間板ヘルニアも起こりうることはあります。
胸椎椎間板ヘルニアはめったに見られません。
ちなみに私も出会ったことはありません。
※ヘルニアと診断されても神経症状が出ていない患者様もいます。
こちらの図は上の図が横から見た図で右が前で左が後ろになっています。
下の図はある1つの背骨を上から見た図です。
青いものは椎間板です。
黄色の紐状のものが神経で、ヘルニアが神経を圧迫しています。
どんな症状?
発生しやすい頚椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアについてお話します。
どちらも神経症状を呈します。
神経症状とは、圧迫を受けた神経の走行に沿った範囲やその一部分に痛み、しびれ、筋力低下、感覚鈍麻を感じる症状です。
※ヘルニアの場所が中側か外側かなどによっても症状の出方が変わってきます。
これはMRIを撮り専門医の診察を受けていただくことでよりはっきりとします。
頚椎椎間板ヘルニアであれば肩、背中、上肢
腰椎椎間板ヘルニアであればお尻や下肢
ヘルニアの高位の違いでも神経症状の出る場所は前面なのか後面なのか?など異なります。
一例はこちらをご覧ください。
なぜそうなるのか?
ヘルニアかも?と思ったら…
臀部〜脚の症状の場合はこちらで神経症状かどうかのチェックをしてみましょう
。
肩〜手の症状の場合はこちらでチェックしてみましょう。
もしも神経症状を疑ったら脊椎の専門医での診察をおすすめしております。
当院では専門医へのご紹介もおこなっております。
痛みやしびれの原因を明確にすることで施術効果をより高めていくことが可能となります。
実際に診察していただいた患者様からは、原因がわかってよかった。という声をいただくことがとても多いです。
どうしたらよくなる?
ヘルニアを取らなければ痛みやしびれは良くならないのですか?
との質問をうけることがありますが、ヘルニアが残っていても痛みやしびれは気にならないくらいまで改善することはできます。
改善には、
神経の興奮を抑えるためにエコー下鍼治療
そのための専門的な知識や技術
原因となる場所の特定
ある程度の時間
が必要になります。
当院では神経症状の施術に力を入れております。
毎日多くの神経症状の患者様がいらっしゃっており、施術させていただいております。
施術をしても効果がなかったりする場合には改めてチェックをし直したりすることで施術ポイントを変えたりします。
神経症状は良くなるまでに時間がかかることが多いので、神経症状とは患者様にはどういうもので、どうしていくのがいいのか?を理解していただき私達とイメージを共有していただく必要があります。
これは神経症状かな?と感じることがありましたらご相談いただければお力になれると思いますのでご相談ください。
【下記3店舗で地域へのサポートを行なっております】
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