旗の台教室 認定インストラクタークラスご卒業!
Fab Liv主宰 新木えりか先生です!



新木先生の卒業作品STOOLです。






先生の卒業作品は卒業作品ギャラリーにも掲載されております。
是非併せてご覧ください!

新木先生の卒業インタビューです!
クラスでの思い出や卒業制作作品についてお話を伺いました。

●クラスについて

Q:インテリア茶箱との出会いは?
日本ヴォーグ社フレンチメゾンデコールを受講後、ステップアップでフレンチインテリア茶箱を制作したのが最初の出会いです。先生がインテリア茶箱クラブのインストラクターだったこともあり、茶箱について教えていただき、デザイン性のみならず機能性や文化・技術的な価値などに触れ、一気にファンになりました。

Q:クラスに通おうと思ったきっかけは?
茶箱との出会いの後、百貨店での催事や先生方の個展等で素敵なインテリア茶箱にたくさん出会い、もっと作ってみたい!と思いました。また、家に飾っていた茶箱が遊びに来た友人やカルトナージュ・タッセルの生徒さんたちに好評で「私も欲しい!」「早く作りたい!」と言ってもらえたため、しっかり習って高い技術を身に着けたいと思いました。

Q: インストラクタークラスの雰囲気はいかがでしたか?
最近は1dayで資格が取れるようなお手軽なお稽古も増えてきていますが、その流れと完全に逆行(!?)したとても本格的なクラスでした。完成すればいい、なんとなく出来ているからいい、という雰囲気は一切なく、要求される水準をきちんとクリアすることが求められます。卒業までにたくさんの茶箱を作りますが、それぞれの茶箱にテーマが設けられていることもあり、ひとつ完成するごとに成長していることが感じられ、有意義な時間を過ごすことができました。



Q: 先生の印象は?
チェックは厳しいのですが、とても優しく教えていただけるので、全く辛くありません。ひとえに先生のお人柄のおかげだと思います。何がどうダメなのかをきちんと教えていただけるので、とてもわかりやすかったです。また、仕事の都合で、遅刻・早退が多く毎回来る時間・帰る時間がバラバラな私のスケジュールに合わせて、「今日はここまで」「今月中にここまでいけそう」と考えていただけたことも、卒業できるかな…と不安になっていた私にはとてもありがたかったです。

Q: 印象に残っている茶箱は?
中級のストライプ茶箱です。真夏の暑い盛りに、汗ダラダラになりながら、何度も何度もやり直しをして、ストライプがまっすぐに仕上がった喜びは忘れられません。また、ごまかしの許されない柄ということもあり、インテリア茶箱に求められるのはこんなにも高い水準なのだと感じさせられた茶箱でもあったため、後に続く課題に対する姿勢も変わったように思います。やがり、妥協なく丁寧に作られた茶箱には凛とした圧倒的な美しさがあります。


Q: 楽しかったエピソードは?

毎回ランチの際、なんとなくみんながお菓子を持ち寄り、とても楽しい時間を過ごしました。出張やお出かけの際には必ず茶箱用のお土産を買うクセがつきました。

また、ちょうどストライプの茶箱で辛かった真夏に3日間集中講座があり、まるで合宿のようでした。同時に茶箱やパーツのセールをしていただき、レッスンも忘れてあれこれと買い込んだこともとても楽しい思い出です。


Q: レッスンを通して身についたことは?
納得するまで美しさを追求すること、そのために少しでも気になるところがあったら必ず立ち止まって確認することです。毎回のレッスンの中で、これぐらいでいいかな…という曖昧なところは必ず先生からご指摘があり、妥協しないことの大切さを実感しました。また、自分自身の目も徐々に肥えてくるので、もっとこうしておけば…と完成後に気になったりするようにもなり、卒業に近づくにつれて自分に厳しく制作ができるようになったと感じます。

●卒業制作について

Q: サイズは?
STOOLサイズです。

Q: これは私!!と思うところは?

タッセルを含めたトータルコーディネートです。カリキュラムの茶箱でも、毎回大きさや生地に合わせてタッセルを準備していました。また、以下のとおりキッチンを意識した作品にしましたので、茶箱の中で細々としたものが迷子にならないように&ちょっとしたものもテーブルに運べる2Wayのトレイもお揃いで作ってみました。


Q: この生地を選んだのは?
もともとはラグジュアリーな生地を使う予定で準備していましたが、卒業後をイメージそたときに茶箱をもっと身近に感じてもらえる活動をしたい!という思いが湧いてきて、その思いを体現するような卒業制作に切り替えることにしました。デイリーな場面に馴染む茶箱→キッチンにラフにおけるようなもの→普段使っているキッチンクロスを使ってみよう!というアイデアです。


Q: 大変だったことは?
ストライプ(それも縦横)、厚手…とカリキュラムのテーマになるようなポイントがびっしり詰まった生地でした。また、蓋で1枚、本体で2枚を縫い合わせて合計3枚を使い、蓋と本体分をカットした残りからその他のパーツを切り出したのですが、どうしてもサイズに制限があるため、配置が大変でした。織り生地のため、引きすぎるとすぐに線が歪んでしまうところも難しかったです。

Q: 工夫したところは?
上記のとおり生地のサイズから配置に制限があり、フタの角で縦横のストライプがぶつかるようにしか配置できなかったため、何度も何度も微修正を行いながら、前から・横から見てそれぞれにちょうど良い張り具合を探りました。また、本体は横向きにラインが入るため、これまでのどの茶箱よりも慎重に生地を張りました。本体にもまた縦横の線がぶつかるところもあり、縦にも横にも引きすぎず・緩すぎずの絶妙な加減を探りながら張りました。


Q: 制作期間は?

1か月半程度です。構想がまとまってからはスムーズに進みました。


●今後の目標について

Q:どんな目標がありますか?
ひとりでも多くの方に茶箱の魅力を知っていただきたいです。インテリアとしての美しさだけでなく、機能性、実用性や技術的価値も含めて発信できるよう、いずれ川根にも足を運んだりしながら茶箱に関してもっともっと勉強したいです。

Q: どんなお教室にしていきたいですか?
作られる方・使われる方にとって最高の茶箱になるよう、茶箱のサイズや使う生地、装飾なども丁寧にご相談させていただきます。また、カルトナージュやタッセルもレッスン・オーダー可能ですので、内箱や装飾もぴったりのものをご提案させていただき、トータルでお楽しみいただきたいと思っています。美しさと実用性を兼ね備えた素敵な茶箱が仕上がるよう、精一杯サポートさせていただきます。


新木先生ありがとうございました!!

お教室は東京都江東区にて既に開講中とのことです。
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今後のご活躍を楽しみにしております!