No.702 FP業はAI(人口知能)だけではできない理由

 

FP業務のなかで、

AI(人工知能)でもできる業務があります。

 

例えば、

生涯にわたっての家計収支をシミュレーションをすることです。

これは、今や金融機関のサイトを利用すれば、

AIに頼ることなく誰にでも可能です。

 

また、シミュレーションをした結果から、

今後、どのような金融商品を選択して、

運用していけばよいのか?

 

相談者の属性を入力することで、

AIは、その人に即した金融商品の提案もしてくれるでしょう。

 

確かに、この部分は、AIと共存することで、

FP業務の効率化を図ることができます。

 

では、FPがAIにできない業務は何かといえば、

 

読書に例えると、

筆者は何を言いたかったのか?

文章と文章のあいだ、

つまり、「行間」を読むことで、理解できることもあります。

 

ここの部分の相当する業務です。

 

FP業務でも、

くどい様ですが、相談者から相談の内容を聞き、

また、提案するための資料を預かり、

提案するのではあればAIでもできます。

 

しかし、相談者が言葉にしないけど、

相談にお越しなられた本当の意味を、

相談者の発することの端々や

預かる資料から、

詮索して、また理解して、

相談者に、より即した質問もして、

本当は、どんな提案をすることがBESTなのかを見抜き、

実際に業務をすること。

 

この部分は、相談者に対して、

豊富な人生それにFPの業務経験から、

湧き出てくる繊細でかつ大胆に業務することが必要な部分です。

 

従って、単に蓄積されたデータから提案するだけでは、

なかなか相談者に寄り添い、

真の悩み事を解決して、

プランニングしてサポートをすることまでは、

AIに教えるにも、

教える人の個々の人生経験が必要であり、

生身のFPでないとできない業務だからです。

 

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