No.681 家族の絆(きずな)と家計

 

今回は、「家族の絆(きずな)と家計」をテーマに、

 

家族の関係と家計について、

考えてみたいと思います。

 

 

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子どもは親を見て育ち、親は子供に学ぶ

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私は、FP業を創立して、

ことしで、17年目になります。

 

これまで業務を通しても、

さまざまな方、

また家族ともお会いしました。

 

また、私自身、

二人の子どもを持つ親として、

 

子どもは親を見て育ち、

親は子供に学ぶ

 

と、最近つくづく思うようになりました。

 

 

前にもお話したと思いますが、

 

親がお金を貯めることを

苦も無く習慣としている家庭は、

 

子どもは、

親と同様な方法でないかもしれませんが、

 

お金を貯めることに

 

抵抗感はなく貯めていきます。

 

また、大きな意味で、

子どもが幼いうちは、

 

親の日頃の口癖を、

子どもは、何のためらいもなく、

人と話をする時に、

使うこともあり、

 

私自身、

わが身を振り返ることも、

しばしばありました。

 

 

「おふくろの味」があるように、

 

その家庭ごとの独自の考え方が、

 

夫婦の育ったそれぞれの実家の影響も含め、

 

必然的に時間をかけて創られ、

 

それを子どもが、

時には無意識に引き継ぐ、

つまり、家族の絆も作られていくのだ。

 

と、私は思っています。

 

 

従って、

となり近所の家庭の生活が、

 

うらやましく真似ようとしても、

経済的な面を含めて、

そう簡単にできることではないのです。

 

 

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家庭は、相続のひとつ

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このように創り上げられた、

 

いわば家庭のオリジナリティは、

親から子どもに伝えていくものであり、

 

また、子ども自身が、

自分に適したようにカスタマイズして、

受け継ぐものでもあります。

 

いわゆる、金融や不動産といった資産を、

相続するのとは異なり、

お金で測る価値で判断はできない、

 

また、お金を支払えば買えるものでもない、

 

その家庭に受け継がれていくもので、

 

価値ある相続財産といえるでしょう。

 

 

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夫婦の考え方は同じでないことが前提で考える

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とはいうものの、

 

いわば、他人同士が夫婦になり、

生活を始めれば、

 

今までの育った環境も違い、

考え方も違うところもあるでしょう。

 

 

例えば、私が住宅の購入を検討している、

ご夫婦の相談を受ける時、

 

私に会う時までに、

ご夫婦の意見が統一されていることが多いです。

 

しかし、そこまでには、

相当時間がかかったと聞いたこともあります。

 

 

上述したように、

 

お金を貯めることに慣れている家庭と、

お金を貯める考えのない家庭と、

 

お金を貯めることへの考え方が違う夫婦が、

 

住宅購入のために、

頭金を貯めるにしても、

 

夫婦の片方は、

 

頭金を○○万円貯めるために、

毎月○万円を□年で貯める。

 

だから、

これまでの家計からの支出から、

頭金貯蓄に回すので、

毎月〇万円分、外食費などを削ろうか、

 

と、頭金貯蓄をするための提案をします。

 

 

夫婦のもう一方は、

 

特に決まった金額ではなく、

ボーナスとか、

毎月残ったお金を貯めていけば良いのではと、

言ったとします。

 

 

この双方の考えを夫婦で調整して、

お互いに納得のいく方法で、

お金の貯め方を決めることが大切なのです。

 

 

この例は極端かもしれません。

 

しかし、

夫婦ともに収入を得る共稼ぎが、

普通になったこの時代では、

 

お互い、自分の考え方を主張するばかりではなく、

相手の考え方も受け入れないと、

 

結婚後の積もり積もった不満が爆発して、

 

勢い余って、

「別れる」といった事態にならないよう、

子どもためにも、

気を付けなければならないご夫婦も

いるかもしれません。

 

 

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常に家計の財布はひとつ

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また、ここのところ、

共稼ぎのご夫婦でも、

 

意識的に家計の財布は一つ、

という家庭が、

一時の時期の比べて

増えてきたように思います。

 

現役の間は、

夫婦別々の財布でも、

 

通常、年金生活に入れば、

お互いの年金を足さなくては、

生活ができないのが現状です。

 

 

また、現役の時代に

老後の生活のために貯めたお金を、

計画的に、

取り崩しながらの生活になるでしょう。

 

 

老後の生活の準備をするためにも、

家計の財布はひとつの方が良いのです。

 

 

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家計は家族で築いていくもの

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ところで、家族の考え方は、

 

何年も同じ屋根の下で暮らし家族だからこそ、

理解できることも多くあります。

 

改善することも出てくるでしょうが、

長年の習慣があったからこそ、

 

より良い方向に改善できます。

 

 

子どもは、ある程度の年齢になれば、

親に、適切な意見を言えるようになり、

親は、その子どもを尊く思うでしょう。

 

また、子どもは親や兄弟

広くは親戚を含めた家族から学び、

独自の考え方を持つようになり、

 

そこで身についたことに、

友人など親しくなったいわば他人の考えも、

カスタマイズして、

成長するとともに、

自身の考え方も成長させるのでしょう。

 

 

家庭にしっかりした考え方があれば、

 

生涯、様々な問題が起きても、

その時に対応できる手段も身についている。

 

家計についても同じことが言えます。

 

つまり、

家計も家族で築いていくものでしょう。

 

 

 

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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

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他人がうらやましく思う生活を、

 

あなたと家族はしていますか?

 

ないことはありません

 

なにかあります!

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第380号)

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