No.626 夫婦で老後の家計を創る理由 | 人生の添乗員®ファイナンシャルプランナーの牧野寿和です!

人生の添乗員®ファイナンシャルプランナーの牧野寿和です!

ファイナンシャルプランナー(FP)として創業16年の業務経験を踏まえ、知っておいた方がいいのに知らない人が多い、お金に関係したお得情報を発信しています

 

No.626 夫婦で老後の家計を創る理由

 

 

共稼ぎの夫婦の場合は、

現役中は、

お互いの給与を、

夫の分は主に生活費に、

妻の分は将来のために積み立てる。

 

といったように、

夫婦すべての給与を消費することなく、

また、

個々人自由になるお金もあるでしょう。

 

しかし、老後の生活では、

 

夫婦のお互いの公的年金を合算して、

主に、家計に消費する家庭も多くなるようです。

 

 

言い換えれば、

現役時代とは違い、

各々自分の預金口座に入ってきたお金は、

夫婦で使わざるを得なくなり、

自由に使えるお金が少なくなるということです。

 

 

特に、現役時代に、

ご自身の給与のうち

ご自身が自由に使えるウエートが多かった方には、

 

老後の生活では現役時代より

自由に使える時間が多くなった半面、

自由に使えるお金が少なくなり、

 

それこそ老後の生活は、

お金ではなく

ストレスの貯まる生活になるかもしれません。

 

 

私は、常々老後の家計は、

現役中に

夫婦で作っていくものだと提唱しています。

 

 

そこで今回は、

なぜ夫婦で老後の家計を創るのがよいか

 

その理由をお話いたします。

 

 

---------------------------------

夫婦お互い独自の考えを持っている

---------------------------------

今回のテーマを考えるうえで、

ひとつの参考になるのが、

 

まさしく私のところに、

老後の生活を心配して

相談にみえるご夫婦です。

 

 

相談を受ける場合の多くは、

 

まずは初回相談で、

相談の内容を伺い、

初回相談だけでは解決できない場合は、

 

その後、より詳しく伺い、

提案や実行のサポートを行います。

 

 

ここで注目していただきたいのは、

 

初回相談に、

ご夫婦でみえる場合もあれば、

 

ご夫婦のどちらか、

夫か妻のどちらかだけ

みえる場合もあります。

 

 

ご夫婦ふたりでみえる場合でも、

 

老後生活設計の具体的なお話を伺うと、

 

相談で話を聞いている途中で、

詳細な部分で、

お互いの夫婦の思いを知り、

そんなことを考えていたのかと

 

長年連れ添った仲でも

お互いに、驚かれる場面もあります。

 

 

しかし、そこは長年連れ添った夫婦です。

 

お互いその思いを受け入れようとされます。

 

 

そして、お互いの意向を組み入れた、

お互い実行可能で満足のいく

提案が可能になるのです。

 

 

------------------------------------

夫婦の片方のみが老後に関心あるとき

------------------------------------

ところが、

中には初回相談に、

夫婦のどちらかの方だけがみえる時もあります。

 

ご夫婦ともに

老後の生活に関心や心配があるけど、

 

仕事の都合で時間が取れない場合、

夫婦のどちらかしか関心がない場合、

など、理由は様々です。

 

相談にみえる方は、

 

少なくとも老後の生活に関心はあり、

また、ご自身なりのお考えを持って

お越しになります。

 

 

問題は、相談にみえなかった方です。

 

提案をするには、

 

ご夫婦ご両人が、

ご自身どのような老後の生活を描いているのか、

その思いや考えを

 

また、

具体的な貯蓄額や保有資産などを伺い

 

伺った内容を精査して提案しないと

実行可能な提案の作成は不可能です。

 

言い換えれば、

相談者に提案するために

 

ご夫婦の思いを伺い、

また、経済的にも裏付けられた時点で、

 

ご夫婦の

老後の生活の軸は出来上がり、

 

その軸が完成されることによって、

より良い実行可能な提案が完成できるのです。

 

 

従って、

ご夫婦の片方のお話を聞いただけでは、

とても老後生活に入って、

主な収入が公的年金になった場合、

 

実行できる提案は不可能です。

 

ここは、ご夫婦同席をお願いしたいところです。

 

 

 

---------------------------------------

夫婦で老後の家計を創るメリット

----------------------------------------

また、何も私の相談にみえた時に限らず、

夫婦の片方だけで勝手に決めた計画は、

特に、老後の生活に関しては、

実行することは難しいです。

 

 

老後の生活に入る前に、

夫婦で老後の家計を創るメリットは、

 

お互いに持っている

貯蓄や資産がわかり、

過剰に相手に期待しなくなることです。

 

また、繰り返しになりますが、

現役の時以上に

夫婦で築く、

老後の生活の軸ができるため、

 

何らかのアクシデントが起こったとき、

 

年金収入が主になっていると、

家計収入は

変更できないことが多いですが、

 

一時的にしても家計支出を増した以降、

 

その後の生活に、

どのような影響がでるか

見極めることができることです。

 

 

つまり、

時には老後の生活に入っても、

資産運用ができる場合もあり、

 

反対に

極端な場合の、

老後破たんの心配もなくなるのです。

 

 

 

 

*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

 

老後の計画は、

 

家計の財布は一つになるため、

 

現役中に

ご夫婦で練っておくことです

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第370号)
Photo by photo ac