No.591 老後の生活資金を貯める理由 | 人生の添乗員®ファイナンシャルプランナーの牧野寿和です!

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ファイナンシャルプランナー(FP)として創業16年の業務経験を踏まえ、知っておいた方がいいのに知らない人が多い、お金に関係したお得情報を発信しています

 

No.591 老後の生活資金を貯める理由

 

老後の生活資金を貯める理由

 

 

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私たちがお金を貯める理由は、

 

・住宅を購入するための頭金を貯める

・子どもの教育資金を貯める

・旅行に行くためのお金を貯める

 

といった、一つの目的を達成するために

貯めていくことが多く、

 

また、貯める目的が明確なため、

家計の他の支出を削って貯め始めても、

 

「目的達成のために、節約、節約」

 

と、前向きに行動することができます。

 

 

しかし、老後の生活資金のために

お金を貯めることは、

 

昨今の公的年金が、

何歳からいくらもらえるのか、

不安でありながら、

 

今一つ、

躊躇する方もみえます。

 

 

そこで今回は、

老後の生活資金を貯める理由を、

探っていきます。

 

 

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現役より老後の生活の方がお金を使う

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老後とは、

 

サラリーマンの方であれば、

毎月勤め先から給与が入ってくる

現役の生活とは異なり、

 

公的年金が主な家計の収入となり、

毎日の行動は、

ご自身で決める生活のことを言います。

 

 

ご自身の行動にかかる費用は、

原則すべて家計からの支出となります。

 

現役時代からの

自宅の水道光熱費や食費といった

生活をしていく上に必要な出費に加えて、

 

この支出もすべて、

家計からまかなうのが原則です。

 

 

従って、確かに老いとともに、

食費などは減るかもしれませんが、

 

ご自身が行動するための費用、

医療費や介護の状態になったら必要な費用は、

むしろ、

現役の時代より増えるかもしれないのが現実です。

 

 

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何もしければお金は使わないか?

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このようなことをお話しすると、

 

私は、

無趣味だから、

外に出るのは億劫だから、

人と話すのは苦手だから、

 

といった理由でお金を貯めることは、

 

私には必要ない。

 

といわれる方もみえます。

 

 

しかし、それは老後の生活をしていく上で、

落とし穴に落ちる危険があります。

 

 

例えば、

 

表現が多少過剰かもしれませんが、

 

家に籠って適度な運動をしないために、

機能障害や

認知症などの

心身の病に罹ってしまう可能性があることです。

 

お金を使う予定がなくても、

その治療費に

何がしかのお金が必要になるかもしれません。

 

老後の生活でも、

生活費以外に

お金を使わない生活はあり得ないのです。

 

従って、

あまり他人といっしょ行動することが不得意の方は、

 

ご自身の老後の行動計画には、

 

ご自身のみや、

ご夫婦や親しい人のみで、

あまり他人と接することのない、

行動計画を作っておいても良いでしょう。

 

 

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老後の生活費では貯める意欲がわかない

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確かに、

老後の生活のためにお金を貯めるといっても、

 

冒頭でお話したように、

・住宅購入資金

・教育費

・旅行費用

といった、貯蓄の目的が具体的で、

貯蓄の目標額も設定しやすく、

貯蓄の期間もさほど長くなく、

貯蓄の達成感も味わいやすいです。

 

 

しかし、老後のためにお金を貯めるとなると、

 

公的年金でもらえるお金で足りない部分を

積み立てておく。

 

といった、目標は明確ではありますが、

 

具体的に、

何に使うためのお金を貯めるのか、

 

いくら貯めればよいのか、

 

いつまでに貯めればよいのか、

 

といった、漠然とした目的であり、

 

具体的な目標が、

立てられないことは否めません。

 

 

しかし、老後の資金を貯めて、

場合によっては、

その貯蓄を取り崩して生活をしていかないと、

 

70、80代になってから、

家計が破たんしかねない可能性が

全くないこともないことも事実です。

 

ではどうしたらよいのでしょう。

 

 

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年とともに具体的な目標を設定していく

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すでに老後の行動目標が定まっている方は、

それに向かって貯蓄を進めればよいのですが、

 

まだ、老後に何をするのか決めていない方は、

30、40代のうちは、

 

毎月2万円といったように、

定期的にお金を貯めていくことです。

 

・定期預貯金

・保険会社の商品

・株式投資

・投資信託

など、商品の詳しい説明は省略しますが、

 

これらの金融商品を、

税制優遇のある、

・NISA(ニーサ:小額投資非課税制度)

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)

 

を利用して運用をするのもひとつの手です。

 

そして、50代や退職が近づいたら、

 

ご自身が決めた

老後にする具体的な行動計画に基づき、

これまでに貯めたお金を

配分していけばよいのです。

 

 

「そんなことできるか⁉」

と、いわれる方もみえるでしょう。

 

まずは、

「老後の生活資金」とだけ目標を位置づけて

お金を貯めてください。

 

と、私はその方に申し上げます。

 

 

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老後の生活に入ってからでは遅い

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ここまでお話してきたことは、

お金がいること、「使う」ことです。

 

従って、

特に、老後の生活で、

年金が主な収入となる方には、

現役中に必ず実施いただきたいことです。

 

必要に以上にお金が貯まったらどうするの?

 

 

年1回の海外旅行を2回に増やしても良いでしょう。

 

お子さんがみえれば、

適切な税制優遇制度を利用して

相続すればよいでしょう。

 

 

それよりも、

現役中に貯められるお金を貯めなくて、

老後を迎えるのであれば、

 

貯めておくべきお金は、

現役中にどこに行ったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

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老後の生活資金は、

 

現役中に貯めておく!

 

 

老後の生活を

 

有意義に過ごすための鉄則です!

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第363号)
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