さてスペイン国内で大人気のローカルスーパー(Carrefour/カリフー)ではハロウィン🎃シーズンと言うこともあり、仮装した店員さんがレジ打ちしています。(笑)

しかも、周りの人達に「熱くないの〜?」と言われながら。彼女は「扇風機が中に付いてるのよ!」と大声で叫びながら仕事。

日本ではこんな風景ありますか?🙋😍✨😜

個人的には自然体で好きですね。🙋✨✨✨

さて、今回のお題は「100%人を信用しないこと」です。特に4年近く住んでいるスペイン。外国人であるから尚更、直感を信じるべきだと確信しています。

自分の目で見て感じた事を基準に判断しましょう。「私が共有した経験は、私の個人的な意見」だから、基本的に個々の直感に従うべきだと思います。

私の性格上、この人怪しいなと思うと自然と身体が距離を取ってしまうので良くも悪くも分かりやすいかも知れません。

亡くなったダニー先生は、「フラメンコビジネスの黒い部分」を教えてくれました。「名前は言えない(言うべきではない), でも外国人相手に悪徳商法する先生達も知っている。」と教えてくれました。


その後、あるカンテの先生にも現状を確認した所、全く同じ意見でした。

では私は個人的にどう感じるのか?

現地スペインでフラメンコを学びにきて経験した1番ややこしい感情でした。理由は今まで習ってきた人達で100%悪人はいなかったからです。

ではなぜ分かりにくいのか?

→それは、嘘はついていないからです。しかしながら、生徒が成長するスピードを緩める為に、教える内容を制限しているんですね。


具体的な例は、

「自分の振付を 生徒が自分のように100%できるようにリピートし続けるように何回も振付クラスを受講させる。」

結果:
個性を生徒が出しにくくなる。
※もちろん、その表現から学べる事はあります。でも毎回他人のコピーになるように踊りつづけて楽しいでしょうか?(楽しかったら問題なし🙋)

→ある程度 "踊り(運動)をする"と言うスポーツ的な感覚のお客様の場合はOKですね。

でも、

"フラメンコを本気で学びたい人達"に、

"振付を長期的に習わせて、自分と同じように踊らせたいというのはビジネス的なエゴ"。

もちろん、その授業の中に音楽的そして歴史的な知識の説明が伴うなら別。


振付クラスに大量のお金を生徒に投資させなくても、フラメンコを学べるように誘導できるんです。

ただし、スポーツ的なフラメンコと言う名目の元、振付クラスは売れる(商売になる)為に提供し続けるんですよね。

でも生徒(お客さん)が望むなら、別に良いと思います。

ただしワザワザ外国から言葉を話せず来ている生徒に対して100%誠実なビジネス対応ではないんですよね。※タブラオクラスを毎回しているなら別の話です。

有名なバイラオーラも...
バタデコーラ?「私は数ヶ月しか習ってないわ。その後全部自分で作っているからね。」

暗黙の了解で皆言わないけど、事実なんです

そしてなぜ私が公言し続けるかというと、

世界中に愛好家が大量にいるにも関わらず、新規のお客さんがおらず、ビジネス的に下降し続ける


それはニッチな業界である理由と、振付ができればビジネスになると皆が思い込む環境になってしまっているから。競合他社(先生)の数が生徒より多くなる。

本当はカンテやギターの基礎、歴史そして音楽的知識が全て揃い始めて、"コミュニケーション"が教えられる状態になる。

そう簡単に先生になれる勉強分野では全くないんですよね。

私が力だめしで参加したコンクールも、実はビジネスなんですよね。もちろん主催者は業務量に合わない収入(参加料の徴収)ですが、コンクールで結果がでたとしても、

本当にフラメンコを理解できていると言う意味にはならない。


(↑これは1次予選通過表)

このコンクールにはプロとノンプロカテゴリーが大きくわけて2つあります。その中でも、ジュニア、アダルト、シニアなど年齢事に分けられています。

(個人的に気づいたこと)
自分がプロだと認識した参加者人数があまりにも多い。 (1回でもタブラオ出演した人達はプロらしい😅)

もちろん技術や経験はある程度あるかと思うのですが、「あなたこの前私と習い始めたばかりじゃん😅と言う人達もちらほら。

もちろん、アートの世界だから「私はプロです。」と言ったらプロですが.......

じゃ、プロって誰やねん?て思いませんか?😅


またコンクールの参加用契約書を読み気づいたこと。もちろん、コンクール宣伝の為写真や動画を非営利目的で皆が見れるSNS媒体で使用する承諾書へサインしたのですが、

「自分の踊っている動画がサブスクリプション料金で観れる、商品として他者に譲られている事が判明しました。」※契約書もスペイン人のパートナーにも確認してもらいました。

こんな私のビデオを買う人はいないと自負できますが、サブスクビジネスで勝手に自分の動画が売られている。

「なんか気分が悪いのです。」

スペイン語の契約書が理解できない外国人がたくさんいるからでしょうか?それともこれが普通?なんでしょうか?

ビデオ撮影をした別媒体の会社にお問い合わせした所、コンクール側では問題なく承諾書を参加者から頂いていると言われました。

でも、実際そんな営利目的の契約書には全くサインしてないんです。 ※非営利目的のプロモーションはOkしています。

契約書の不透明性が分かった時点で、解決策として動画の一部をマドリードの別媒体の編集会社がくれたのですが..... 😅😅😅

その会社に、「これは大変な問題ですよ」と伝えたのですが、スペイン社会お得意の、「都合が悪いことは死ぬまでスルー」対応。

恐ろしいです

コンクールやタブラオなどに出演していない一般的な愛好家の方が "純粋なフラメンコを知っている"事が多いと個人的に感じます。

だから、単純に愛好家としての自分のスタンダードを持つ。ゆっくり、リラックスしながら。