明日も大東×立教を含めA,B,Cグループで4試合予定されています。

その中でも私が注目しているカードはAグループの帝京×東海です。

帝京はU20のNZ遠征と菅平合宿で青木主将を含む主力が欠場です。

U20に4名、菅平合宿も4名ですが東海は1人も招集されていません。

東海が勝つか競った試合にならず完敗するならリーグ戦も終末です。

 

大東大   筑波大
28 スコア 40
4T4G トライ・ゴール 6T5G
3 ハンドリングエラー 14
5 ターンオーバー 7
13 ペナルティ(FK) 9
10/12 スクラム 4/5
5/8 ラインアウト 14/14
4/5 22M侵入回数 6/15

 

大東大 チーム名 筑波大
1/1 再獲得/コンテストキック(ミス) 2/7(1)
7 ロングキック(ミス) 6
15(2) タッチキック(ミス) 9(1)
23 22

 

前半は何とか食らいついてましたが後半は運動量で劣っていました。

メンバーの変更がありながらも組織的に守れていたと思いますが、

1試合平均6トライですから決して褒められたものではありません。

ミスキックが失点につながっていて修正できていないのも問題です。

 

この試合のSOは伊藤君でしたがキックの精度が低いと感じました。

東洋戦ではライナー性のタッチキックがあり相手に捕られてました。

コンテストキックは終了間際の自陣からの福井君のキックパスだけで、

キックを使ってこない大東を見越して筑波の守備は前がかりでした。

個人的にタッチとロングはハニテリ君が蹴る方が良いと思いました。

グラバーキックやチップキックなど短いのは伊藤君が良いと思います。

 

まだ数十分しかプレーを観てないので評価するのは時期尚早ですが、

82分にタッチ際でトライを防いだ守りを見るとFBが良いと思います。

伊藤君は走るスペースが広い方が能力を発揮できると感じました。

オト君は蹴らないコロインベテタイプなのでWTBが良いと思います。

 

筑波戦で私が特に気になったのがFWのボールキャリーについてです。

昨季はFWがポッドを形成してリサラ君がペネトレイターでしたが、

今季は不在でボールをもらう時にFW3人が塊りになっていないため、

ゲインラインを超えられずフェイズを重ねても有効ではありません。

リサラ君のように相手を引きずってでもゲインラインを超えれば、

相手のディフェンスラインは必然的に下がらざるをえなくなります。

 

 

今のままではラックサイドを突いてもゲインラインは超えられないので、

ポッドのFW3人はもっとひと塊りになってハンマーしないといけません。

ダブルタックルで仰向けに倒されるとボールを奪われてしまいますが、

ボールキャリーが前のめりに倒れてもハンマーした選手が越えられれば、

ジャッカルに入られることもなくボールをキープし攻撃が継続できます。

 


筑波戦は球際というかブレイクダウンの圧力が強く押し負けていました。

明日の立教戦は接点の攻防で圧倒するようどんどん仕掛けていくべきです。

1,2戦は録画で翌日の配信でしたが3戦目にしてようやくLIVE配信されます。

出場する選手全員がきちんと戦術を理解しプレーの精度を高めて欲しいです。