所有がないって想像してごらん♪のインパクト | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 高校の先輩が、ジョン・レノンの『imagine』の歌詞をUPしてました。この曲は、まさに想像的な歌ですが、これまで、なんどか放送禁止になってきました。諸説ありますが、冷戦時代には、歌詞のこの部分が問題になったようです。
  Imagine no possessions(「所有」という概念すら無いと想像してごらん)
  I wonder if you can(キミ達にできるだろうか)
  No need for greed or hunger(強欲になる必要も飢える必要もない)
  A brotherhood of man(人間の兄弟愛)
  Imagine all the people(すべての人々が)
  Sharing all the world(全世界をシェアしているのを想像してごらん)

 私的所有廃止という社会主義・共産主義の発想です。もちろん、社会主義・共産主義自体は、封建主義や資本主義と同じく時代のオルタナティブの思想ですが、時の支配的権力は、その時の体制の思想以外は敵視します。とりわけソ連・スターリン主義の時代には、ソ連=共産主義=敵というキャンペーンを徹底しました。

 ジョン・レノンが共産主義・社会主義にどれほど親和的であったかは知りませんが、「所有がないって想像してごらん」っていうのは、「西側」にはインパクトがあったのでしょうね。

 ジョンみたいなartistは、まさにイマジネーション豊かに、ただただ想像し、理想的な世界のあり方を歌にしたのでしょう。『労働者階級の英雄』だとか『革命』だとか歌う人だしね。私たちも改めて、イマジンしましょう理想の世界を。

 自由で、ロックな人・・・私は、中2のとき、ジョンの「声」に一発でやられちゃいましたけどね♪