ここのところ、このBlogは車両そのものに関する記事が非常に少なくなっていたのですが・・・
私、短い期間ですが自家用車を保有していました。4半世紀ぶりに。図らずも。
今回は、4半世紀ぶりの自家用車保有でどれぐらい費用がかかったかの話。
保有することになったのは、日産アトラスです。平成15年式の二代目。
残念ながら、もう、日産はトラックを製造しなくなってしまったんですよね。この二台目は、「小型トラック市場で日産が輝いていた時代」の車両。
軽トラック市場もここ数年で、急激に製造メーカ整理が進みましたが、現在は、大型トラック市場も暴風雨が吹き荒れています。
日野の不正は・・・私は倒産の可能性があると思っています。
いくらトヨタグループの「天下り場」にしていたことが不正の原因と言っても、あのトヨタが救いの手を差し伸べるとは・・・
直近の例では、マレリのような整理・・・いや、トヨタ取引先の先行事例では、曙ブレーキか。
この小さな島国で、トラックメーカが4つも存在し続けたこと自体が異例だったわけですから。
しかも、日本のトラックメーカは、トラック自体は東南アジア地区である程度の輝きを放っているけど、バスについては、世界への輸出が皆無と言っていい状態で生き延びられてきたんです。乗用車メーカとは全く違う存在感の薄さです。
まあ、日野が倒れてしまうと日本のトラック市場は、メルセデスベンツVSいすゞという構図になってしまうので、経済産業省が介入してくるのかもしれませんけどね。
だいぶ脱線。
保有することになった古い古いアトラスは、ガソリン2Litterの5速マニュアル車。フラットロー。
長年、ただ車検を更新するだけで雨晒しにされてきた車両だったのですが・・・
ボディに穴が開くこともなく、エアコン・パワステも問題なし。エンジンも非常に良く吹ける車両です。
まあ、私がドライブするようになって、ハイオクガソリンに切り替えたせいもあるのかもしれないけど。
問題が起きたのは、「時々、運転席側のパワーウインドウが止まってしまう。」ことだけ。
ウインドウのメカニカル機構が時々外れてしまう感じでした。ま、走行中に自然回復できてしまっていたんですけどね。
4ナンバートラックなので、毎年車検になります。車検時期まで私が保有していて、最後は名義変更後、売却しました。
全く車を保有していない状態から、車両を手元に保管することになってかかった費用は次の通り。
1.車庫証明申請費用 1,000円
2.月極駐車場代 6,000円/月(他に敷金2ヶ月分を納付)
3.自動車保険 三井ダイレクト損保 3,600円/月
4.自動車税 12,600円(毎年5月末日までの納付期限)
5.名義変更費用 2,800円
この4項目の他に当然ながらガソリン代がかかります。燃費は、9Litter/kmというところでした。
説明が必要なのは・・・自動車保険かと思います。
このアトラスを手元に引っ張ってきた時は、「ドライバー保険」で済まそうと思っていました。
名義変更をする気もなかったので。
が、三井ダイレクト損保で申込処置を進めていくと・・・トラックはドライバー保険の申し込みができなかった・・・
仕方なく、普通の自動車保険の申し込みとなりました。結局、名義変更も自分で陸運局に行って。
意外な落とし穴だったのは、陸運局で書面を一通り書いた後、「はい。じゃ、今、車についているナンバープレートを持ってきて。」と言われてしまった場面。
工具を全く持っていかなかったので、慌てて周辺のカー用品店に飛び込んで、ボックスドライバーとラジオペンチを購入する羽目になりました。
なぜ三井ダイレクト損保に申し込みをしたのかというと・・・Safariで滞りなく申し込み処置ができたのは、三井ダイレクト損保のホームページだけでした。
他のドライバー保険取扱業者は、何かプライバシー情報を抜きたいでしょうね。端末の。全くフリーズしてしまって、申し込み作業ができなかった。
7ヶ月ほど保有した後、買取店に売却しました。
買取価格サイトで事前に調べた?
全然。全くそんな作業はしませんでした。アレ、個人情報をばら撒くことになりますから。
歩いて行ける距離にある買取店に直接持ち込んで査定をしてもらったところ・・・
19年も経過している車両にもかかわらず、18万円で買い取りしていたけました。
まあ、走行距離が2万9,000km程で、ものすごく綺麗に使われていたところが評価されたみたいです。
トラックってすごいものだと思いました。
毎年、車検費用がかかってしまうのですが、ものすごい年数が経過していても買取価格がつくのですから。
しかも、便利。ものすごく便利。車両のエンジン引き取り等に大活躍してくれました。
「じゃあ、そのまま持ってればよかったのに。車両代かかってないだから。」
う〜ん・・・
確かにねえ・・・毎年5月の自動車税が12,600円だったら、保有し続けようかと・・・
毎年の車検がね。
自分でユーザー車検を通してしまえばいい・・・とか、グルグル迷った挙句、売却しました。
次回は、同時期に所有することになった乗用車の方の話をしましょう。
