十日くらい前から
サワフタギに花が見られるようになりましたが、
今では満開をすぎたようです。白色の花冠は深く五裂し、
いく本もの長い雄蕊が目立ちます。
花穂に褐色の虫が見られたので、パチリしました。
胸部の背側に黒斑が見られるので、セボジジョウカイのようです。
ジョウカイボン科の昆虫は肉食だとばかり思い込んでいたのですが、
時には植物にも手をだすようです。
小昆虫を捕食しようとしても取り逃してしまうこともあるでしょう。
しかし、花ならば逃げられることはありません。
肉食を基本とするジョウカイボンたちにとっては、
花蜜や花粉を餌にできる今は、飢えから解放されて
生きやすい季節なのかもしれません。