大切な用ができて、今回は二泊だけの帰省。

今、さいたま向かってます。

複雑・・・自分より心も体も強くてまだまだ若くて、将来を期待されてて、仲間にも愛されていて・・・

真剣に夢を追い続けた男がなぜこのような形で命を奪われるのか?

聞けば、先月の上旬には肺炎を煩い、自分で呼吸もできないほどだったと言う。

安楽死も検討されたほどだったらしい。しかし、彼は闘う事を選んだ。与えられた命を最後まで全うした。人が一生のうちに一度かかるかどうかも分からないような大きな病気をいくつも打ち破った。試合に挑む様に戦っていたそうだ。

そして大晦日、いつか自分が出るはずだった舞台。所選手の試合を見届ける約束を果たし、天に帰った。試合当日に所選手を気遣い、メールを送ったそうだ。こんな時でも仲間を大切にする男だった。

最後まで戦い切った男の、その寝顔は微笑んでいるようだったそうだ。

この記事をどう締めくくっていいか分からない。

今、大学の同級生も癌と戦っている。病気とは無縁そうな奴だった。

人生って何だろう?人は何のために強くなるのだろう?

分からない。分からない。

強くならなきゃ分からない。俺は人の気持ちが分かるほど強くない。まずは明日の朝会いに行く。。次に仕事。そして日曜から井口さんの練習。ああ、動ける様にしとかなきゃ。仕事も格闘技も、一生懸命頑張る。

いつか死ぬその日まで、夢に向かって生きる。

宮下智也選手の生き様を胸に、俺は真剣に生きる。