ぷら〜と記事を眺めていたら、こんな意見の方がいらっしゃったので、勝手にリブログ(マイナールールだと「リブログさせてください!」とか言わなきゃならないのかな?知らんから無許可で書いちゃうけど。)してみました。
他人の意見を上手く流せなくて固執してしまう・・・これもアスペルガー症候群の典型例だと思ったのですが・・・。
違うのかな?
私は「全人類発達障害説」の考えで生きているので、不意にふんがー! となったり、冷淡だったり、失敗して迷惑かけても気にしない〜という顔をしたりしている人など、そういった負の面を見たら、「なるほど〜の特性がある人なんだな。」とか、逆に謙遜し過ぎたり、人の意見を聞きすぎたり、質問魔(ぱっと見聞き上手に見えてしまうことも)だったり、穏和そうに見えても実のところ内面にストレス蓄積しているんだと知ったりした時も「ああ、〜の特性でそうなっているのかも。」と判断しています。
そう判断するってことは、相手のことを理解することに繋がるから、対処法が分かるってことですよね。というのを、最近、デイケアに通っていて様々な精神疾患や障害に悩んでいる方と触れて、勉強して、感じられるようになりました。
だから、良いところがあっても悪いところがあっても、全てその人の特性によるものだから、裏にこういう事情が隠れている可能性があるよな。って、慮れるようになったのが、デイケアに通って良かったことです。
で、この方の記事で「ちょっとどうなんそれは?」と思ったのは、『自分には特性が全くないと思い込んでいて、一方的な支援者側として誰にも迷惑をかけていない人生を歩んできている顔をして、障害特性のある方について馬鹿にしている。』というところなんですよね。
誰しもが生きている限り、何かしら迷惑をかけるシーンは必ずあると言っていいと思います。たとえ山奥で完全に自給自足で世俗とは関わりなく社会生活から断絶している人も、死ぬときゃ誰かの迷惑になるわけですよね。遺体を放置しておけるわけでもないし。事件性を疑われて警察が動員されてしまうわけですよね。
迷惑をかける多寡は障害特性の強さや、病気の重さで変わってくるかもしれないですが、『自分はみんなのためだけに生きている』なんて人、おらんでしょ。と思うわけなんですよね。
だから、私は過去に迷惑をかけられたときに「当たり前のようにその支援を享受している」ということをされて嫌だったから、病気になって他人に迷惑をかける立場になってからは、必ず礼を忘れないようにしているし、その人の前では恩着せがましく言わないけれど、自分ならできることをやってあげて助けられるところは助ける。(でも複雑な人間関係でイライラすることも沢山あるから、そういうのはこういう記事とか、夫とかに吐き出してスッキリさせる。相手にぶつけがちだった頃もあったけど、それは不毛だし、自分が嫌味な人間になるようで嫌だったから。デイケア先でも、愚痴は個人情報保護してくれる相手に吐き出すと、ある程度スッキリできるものだと面談で看護師さんに教わりました。)
ということで、迷惑かけていない、支えられていない人間はおらんのですよ。と、言いたいですね。
