教員は夏休み・冬休み・春休みも仕事があります。と言っても、他の職種に比べたら、かなり長い期間休めます。(代わりに平日が休みづらいけど)

 長期休暇の主な仕事は、研究授業準備(学年毎に任意で集まる)・校外学習先の下見(これも学年毎とタイミング次第)・各主任の研修・若手や経験年数に応じた研修・そして最低限ある、日直。

 日直は職員でペアになって一日学校で、花の水やりや飼育している生き物の餌やり、職員室や玄関周りなどの掃除やゴミ捨てなど。

 あとは転校生の受け入れに関する電話や業者とのやりとりなど。

 まあだいたいの仕事は午前中で終わって、あとは電話や業者対応のために事務室や職員室で待機。

 という、とある日直の日。朝から「なんか腕に赤い斑点があるな?」と思っていたけれど、かゆみもなかったので普通に出勤。その時のペアは、あんまり言い方が悪いけれど、あまり仕事のできないタイプで同じ学年を組んでいた年配の人。

 学校に着いた頃には足にも斑点が出てきていて、「なんか痒くはないんですけど、赤い斑点が出てきてるんすよねー」とズボンを捲り上げたらびっくり。足の甲まで、おそらく太ももまで、まだらではなく、全部が赤くなっていました。日焼けとは圧倒的に違うもの。

 ペアの先生は「うわーヤバいね〜。なんだろうねー?」とだけで、どんどんと斑点が広がっていく全身に、「さすがにコレ、やばいのでは?」と思うも、体調が悪い(当時から偏頭痛やら何やらで色々薬は飲んでいた)わけではなかったものだから帰宅命令は出ず。

 暇な時間になった時、夫に「こんなんなってんだけど」と写メと共にメッセージを送ると、「とりあえずいつも行ってるかかりつけの病院行こう」と、就業後に迎えに来て病院へGO。




 しかし、そこで診てもらった医師からは、「ちょっとコレは○○病院で診てもらった方がいいです。ギリギリ診療時間も間に合うと思います。」と、別の病院を紹介されました。


 そこでお薬手帳と見比べながら診察された結果、「ロキソニンによる薬疹だと思います。このまま放置していたらスティーヴンス・ジョンソン症候群という難病になっていましたよ。」とビビるようなことをいわれました。


 そこで出してもらったお薬と、ロキソニンの服用を辞めてからは薬疹は出なくなりました。が、ロキソニンがちょうど良い鎮痛薬だったので、偏頭痛や生理痛が酷い私にはロキソニン以外の薬だと効きが悪くて「ロキソニンが使えたら・・・。」と思うのと同時に、「難病になりかけていたんだから早退けさせてくれよ・・・。」とも思いました。


 薬でもアレルギーってあるんだな〜という初めての発見でした。以上!