自分で言うのもなんですが、私はわりとお荷物な人員です。

 昼になると発作が起きることがあるので、午後の授業を放り出すことが月にゼロ〜三回程度あります。

 発作が起きると基本的には自分で職員室に駆け込んで午後の対応について泣きながら「こうして欲しい」と伝達して帰るのですが、先日はそれも厳しく、自席から立ち上がるのもキツくて、子供にはポーカーフェイスで「主任先生呼んできて」とお願いし、たまたま初任の子についている初任者指導の先生が代打で入れるとのことだったので、色々と進めて欲しいことを震える字でなんとか書き綴って、駆けつけた教頭に支えられながら職員室についたとたんに号泣しました。その後もろくに動けなくて手の震えが激し過ぎて、タクシーで帰宅することになりました。その際には事務室の人たちが総出で動いてくれていたので、感謝です。

 しかし、たまたま代打に入れる先生がいてくれたから何とかなったものの、毎度そういうわけにもいかず。

 安全面の観点でも教諭資格のある者が教室にいなければならないのですが、学年の先生で自分のクラスと相手のクラスを両方行き来して監督することもあります(ホントはダメ)。

 私も以前、かなり早退や急な休みの多い先生のクラスが隣だったことがあり、その時は代打で他の教諭を入れることがほぼなく、かなりテキトーな主任がほとんど私に任せっぱなしってこともありました。(宿題やらプリントなどの対応、合同授業(コロナの前のこと)をかなり行っていたのに、ろくなお礼や謝罪を言わない自己中な人だったので、いまだにかなり腹立ってます。なので私はその都度謝罪や対応のお礼と、時々ちょっとした差し入れもするようにしています。)

 そんなわけで、担任一人倒れるとバタバタと誰が入れる!? この時間専科の授業があって手が空いてる人は!? と周りがバッタバタになります。

 そういうわけで、担任は一日足りとも休むのは周囲に相当な迷惑をかけることになります。もちろん、休んだ分だけ授業が遅れてしまうため、それを取り戻すのが大変なのもあるので、自分としても休むとその後処理が大変で休みたくないものなのです。

 でも、ここで代わりに一日授業を代わりに進められるような補充教員が一人でもいてくれたら・・・普段は散らかって散逸しがちな実験道具やら図工道具やら何やらの環境整備とか、教員でなければ分からないところのサポートを行ってくれて、いざ代理の教員が必要になったらその教員の指示(私は1年間休まぬと決めていますが唯一、コロナ疑惑の発熱で休まざるを得なかった時はLINEで学年のみんなに一日の流れを伝えました。どこでもそうかは分かりませんが、基本的に学年でグループラインを作るのが常道。情報共有しやすいため。)で授業を進めてくれる。そういう人が、少なくとも一人は欲しい。

 というのも、現状、私が所属する現場では同じ学年の人が組んで1ヶ月でオサラバして教務主任という忙しい職種の方が代理担任してますし、保護者からのクレームに耐えられなくなって長期療養休暇とっている教員がいて、そこには教頭やら専科やらが交代交代で複数人で担任代理をしている。そして最近知ったのが、私と同じく適応障害の方がいて、クールダウンのために赴いた職員室で「やらなきゃならないことがあるんだけど・・・涙が・・・」と一人でオロオロしている現場に遭遇して「私やります、こうするんですね!?」と対応することになったり。

 その方曰く、私ほど症状は重くないけど、一種類だけ薬を飲んでるとのこと。普段はほとんど大丈夫だけど、今回だけはあるきっかけがあってパニック発作を起こしたそうでした。飲んでる薬も私がメインで飲んでいる薬と同じでした。適応障害となるとやっぱこれ出されるんだなーと思いましたが、他にも適応障害の方がいるとは知らずで驚きました。

 こうして心身を壊しても無理して子供の前では平然とした顔をしなければならないのも辛いものです。

 さらに言えば、お子さんをお持ちの人は急な発熱などで呼び出されること(上記の私が代理でよく対応したいたクラスの担任の方がそうだった)が多く、その対応もしなけらばならない。

 だからこそ、各校には、担任や専科以外にプラスイチ〜の人員配置をしてもらいたいものです。担任じゃなくても、図工で大変な作業があるから補助で入って欲しい〜とか、担任からしても手助けはかなり欲しているところなので。

 ということを、マジメに考えてもらいたいものです文部科学省さんよ!!!